隈研吾先生がお越しいただけたお話し。

スースダイ、浅野です。
SuiJohが大海原に航海にでて、早いもので10年。

遡ること2004~2010年、僕は日本で会社員をしていました。
海外で挑戦しようと決めてから、自分の部屋のいつも目に付く場所に「覚悟を持って」と下手な字で達筆風に書いて貼り、自分の頭に覚悟を埋め込もうとしていたのだけれど、果たしてその覚悟を持ち成し遂げれているのかは謎です。

コツコツ、コツコツとスタート地点にたどり着けるように。

その当時、この挑戦にはお金が必要と思い、とにかく自分でお金を貯めようと地下鉄数駅だったら節約のために歩き、弁当男子をしながら、周りの方々が小休憩に缶コーヒーを買うなか、僕は徳用ドリップコーヒーで小さな節約を試みてきました。映画は毎月1日の1,000円dayに、ガムはコンビニで買わずにお得なドラックストアーで買ったり、今思うと良くやったなぁと思います。笑

とにかくコツコツ、コツコツと目的地にたどり着けるように。

そうやってコツコツと貯めるためにてくてくと歩きながら時間を使い、しかし今となっては時間の有限さ、大切さを感じるので、何が正しかったのかはわかりませんが。汗

そして話は現代に戻り、コロナ禍。

コロナ禍以前はコツコツと積み上げて、やり続ける大切さに重きを置いてきました。コツコツは必ず報われる、と。

しかしながら、コロナ禍。

コツコツ積み上げたものが、いとも簡単に倒壊し、去っていく。

そんな経験をすると共に、周りを見ると、助成金などで懐がホクホクな人もいることを知ると共に、コツコツも愚かさとでも言うのか、無力さとでも言うのか。そして日本の”すごさ”をカンボジアから切り傷にしみるように見聞きしていました。

”お金”と言う存在の偉大さ、絶対さ、正義さ、それがボディブローのように効いてくる昨今。
観光客が少しづつだけと戻ってきたという投稿やニュースを見ても、その実感はまるで別の国のニュースを読んでいるかのような現実感のなさ。

そしてコツコツって意味なくない?とすら自暴自棄になりそうになる始末。

でも、やっぱり言えることはコツコツ続けててよかったと言うことです!

こんな奇跡みたいなこと起こるんだなぁぁぁ。

世界の建築家、隈研吾先生がプノンペンの路地裏のSuiJohを訪問していただけ、シャツまでオーダー頂けました!

お写真ご一緒に撮らせて頂くタイミングで、カンボジアに来た経緯などをお話しする機会も頂け、
話していた為僕の口元が。。。
(お写真の掲載許可頂いています)

この10年があったから、ご縁をいただけたのだと思います。

大きな華はきっとないけれど(汗)、地道に続けてきたからこそ今日があるんだと思えました。

皆様、ありがとうございます!!!

僕が自分の子供に(まだ居ないけど)、周りの何か挑戦しようとしている人々に、コツコツは無駄ではなく奇跡は起こせるってことを体現できるように、そして何よりこのコロナ禍を共に耐え抜き、支えてくれたSuiJohの社員みんなに努力は報われると言うことを一緒に体験できるように。

ありがとうございます!

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