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4社目の起業、これまでとこれから

ある日、採用ブログを書いていたら、会社のメンバーから「安藤さんを知っている前提で書いているので、知らない人のために自己紹介も書いたほうがいいですよ!」と言われたので、これまでやってきたこと、そして、これからやろうとしていることを書きたいと思います。現在、ハックルベリーという会社のCEOをやっていますが、現場メンバーからこういった形でタスクを振られることが多くなってきました。シンプルに嬉しく、いいと思ったことは、どんどん取り入れて改善していきたいと思っています。

初めて起業して以来、現在4社目。巷でいう、連続起業家です。「連続起業家」って表現が難しいなと思っていて、うまくいってもいかなくても、何度も事業をやっていれば「連続起業家」と言えると思うのですが、それぞれ、これまでやってきた事業については思い入れもあり、結果を出すことにはこだわってきました。

初めて会社を作ったのは、会社法改正後の2006年。現在のように「スタートアップ」という言葉もなく、ITやWEBの業界のイメージも全く違って「不動産事業で儲かったから、SEO事業やり始めた」「アフィリエイターをやっていた延長で、デジタル広告代理事業をやり始めた」「家庭環境が大変で、家出をしたけれど、一発ITで当てるために会社を作った」など、勢いと、面白いバックグラウンドを持つ人が多かった時期です。

僕自身も、高卒で消防士(消防学校620期、東京消防庁三鷹消防署配属でした)になった後、体育学部のある大学に進学し4年時に起業と、ちょっと変わった始まり方をした、変わった経歴の起業家だと思います。初期は人材事業からはじまり、EC、SaaSという取り扱い事業の変遷を辿ります。その間、4社の経営をしており、今が4社目です。

人材事業〜EC〜SaaSと事業が移り変わっていくに従い、刈り取り型の営業から「顧客との関係を重視し継続的に使ってもらう、買ってもらう」ということに価値を感じ、ビジネスモデルへの転換をしてきました。「人」が好きだということもあり、「売って終わり」ではなく「継続的に使ってもらえるフェアな関係性の構築」が事業の軸になっていったのは、今となっては必然かなと。

元々、運動系の出身ではあるのですが、良い仲間(ディレクターやエンジニア)に恵まれた起業家人生を歩んできており、チームでのものづくりが好きになりました。また、他社やフリーランスの方とのアライアンスも好きなので「継続的な関係」「顧客もパートナーもフェアな関係」「友達が増える」という感じで、今の事業体はすごく自分に合っていると感じています。この記事のサムネイル写真は、中国雲南省にある元陽の棚田なのですが。稲作に適した土地であったため、約1200年前の唐の時代からハニ族によって棚田にされたそう。その土地で暮らす人々の生活の基盤となっている「実用性」と、絶景スポットとまで言われる「美しさ」を兼ね備えた場所。これからは、こんな事業づくりをやっていきたいと思っています。

現在のプロフィールはこちら!

安藤祐輔
シリアルアントレプレナー。高校を卒業し、東京消防庁入庁後、大学進学。筑波大学4年次にスポーツ経験のある学生の採用に特化した採用支援事業にて起業。起業後、複数事業を展開し、2012年11月に株式会社Socketを創業。2014年9月にスマホ販促プラットフォーム「Flipdesk」をリリース、アダストリア、ビームス、メガネスーパーなど数百社へ導入され利用されるサービスとなり、その後SocketはKDDIへ買収され、KDDIグループ会社社⻑として事業戦略/採用/M&Aに従事。2017年に退任。
その後ベンチャーキャピタルのパートナーを経て、現在は企業とパートナーシップを組み新規事業を共につくる、株式会社ハックルベリー(旧Yosemite Laboratory)の代表を務める。SaaS/EC/戦略/組織マネジメントにおいて強みを持つ。

著作:Amazonベストセラー書籍「Shopify運用大全」著者

とにかく、楽しいことが大好きです。キャンプと釣り、スキーとクラフトビール、アニメと漫画が趣味。好きが高じて、アニメ事業に関わってたこともあります。インドア、アウトドアの両刀使いで事業も好きなので、忙しい毎日ですが、仲間と楽しい日々を送っています。

EC関連の事業を中心に「ストア自体」「運営代行」「モール」「ストア向けシステムベンダー」に従事し十数年走り続けてきた末、2017年に前職の社長業を退任した後は、やり切った気持ちがあり、少し落ち着いた生活を送っていました。でも、やっぱり事業が好きで仕事が楽しい。仲間と共にもう一度何かをやりたいという気持ちが湧き、色々なビジネス実験をする会社として、現在のハックルベリーを立ち上げました。

そして最近、そのハックルベリーがとにかく楽しい。最高の仲間が集まり始め、僕が今、一番「楽しい!」と心から思えるのが、ハックルベリーのこれからを考えている時間です。何をやっているのかは、また具体的なお話を随時、公開していきたいと考えているので、こちらではこの辺にて。

ぜひ、ハックルベリーのHPやnoteアカウントを覗いてみてください!


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