放屁

恥ずかしげもなく屁をするのにも、2通りある。

1つは、「あ、屁ぇ出る」って言うやつ。公言タイプ。

これは公言してから屁をする場合と、屁をしてから公言する場合とに分かれる。

恥ずかしげがないかどうか判断が微妙なのが後者で、「あ、出ちゃった」と公言する場合には恥ずかしがっていることもあり得るからだ。

よりその判断を難しくしているのが、言葉のない公言、である。

屁をしておいて、自分からはあえて何も言わない。

周りの人間の反応を十分に楽しんでから、あぁ、屁ぇしたよ、という。

いずれにせよ、周りに人がいる状況で屁をして、屁をした事実を公言できる、というのは恥ずかしげがないわけだ。

もう1つのパターンというのが、止むを得ず漏れ出る屁。

これはいわゆるおっさんによくあることだ。

周りに人がいる状況で、屁をして特に何も言わないし、何もなかったかのように振る舞う。

周りの人間も追求しないので、当然公言はせず、正直恥ずかしがってるのかどうかなんて分からない。

だが、あえて黙っている風ではなく、もしかしたら本人すら漏れ出た屁に気づいていないのかも知れない。

とにかく、周りに人がいる状況で屁をする、というのはおおよそ大きく2つ、またそこからこのように細かく分類していけるだろう。

それにしても、今まで生きてきて何人の屁を聞いてきただろう?

一度も屁を聞いたことなく付き合っている人間ばかりじゃないか。

かたや、自分の屁は最も多く聞いているかと思うが、この差が不信感を生む。

他人ではなく、自分への、だ。

自分はこんなに屁をしているのに、あいつからは一度も聞いたことがない、俺は本当に大丈夫なんだろうか?と。

心配が増すと、例えば通っている整体の先生なんかに相談をする。

「先生、屁がよく出るんですが、私は大丈夫でしょうか?」

そして東洋医学の見地に基づいて返ってきた答えが、これだ。

「放屁、というのがありますよ。」

放屁、という診断というか、状態というか。

あなたは放屁です、と言われているようなものだ。

どんな気分だい?ハウダゼィッフィール?

あなたは放屁です。

ブボ。

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