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葬送のフリーレンから学ぶ2

さて、フリーレンを変えた大きな出来事、それは勇者の天寿の全うであった。

勇者が天寿を全うする前に、フリーレンはかつての仲間であった、勇者、僧侶、ドワーフと共に小旅行に出かける。

それは彗星群を観に行くと言うものであった。

しかしながら、そこはエルフのフリーレン。
例のごとく、時間の感覚がズレている。
今回の小旅行に出かけたのは、魔王を倒してから50年後。人間は50年経つと老いるのは必至。そんなこと、フリーレンはお構いなし。そんなこんなで、彗星群を観れる「素敵な場所」への小旅行が始まる。

フリーレンは、時間だけでなく、人への思いやりにも無頓着。見た目が激変した、年老いた勇者にも、いたわりなく先々へ歩く始末。

やっとのことでたどり着いた彗星群が観れる綺麗な場所は見事。(この描写は、君の名はよりも綺麗だったと感じた。)

勇者はまるで、人生最後の言葉のように、「フリーレン、本当に綺麗だ、君たちと旅ができたことは本当に幸せだった」と述べる。

これが勇者の人生最高の瞬間として描かれている。

フリーレンが何気なくしたことが、いつも勇者にとって嬉しいことで、幸せなことだった。無頓着さ、思いやりのなさが重なり、この後の勇者の天寿の全うの時に、フリーレンは勇者と自分の関係の真の価値を見出すことになる。その時のフリーレンの気持ち、その後の行動はまた今度。

まだまだ第一話の内容なので、
続きが気になった方はぜひアニメをご視聴ください。

本日はここまで。ありがとうございました。