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社会正義をマモルンジャー

私は特殊な仕事をしています。
個人情報保護法、企業倫理、社会的コンプライアンスを常日頃、叫ぶ会社に勤めています。

正直、「何を言ってるんだ」と思っています。

そんなことを叫ぼうと、私の給料は上がらないし、守っていたとしても、上司は重箱の隅をつつくように、「これができていない、あれができていない、まだしていない」と指摘するのみ。

いやいや、私は、そんな社会的正義を守る「何とかレンジャー」になりたくて毎朝、通勤しているわけではないのです。

上司に言われたことを完璧にしたとしても、その上司には、私の給料を上げる能力がないことは明確です。そうだと分かっていても、その上司に愛想良く従っていることに感謝してもらいたいくらいです。

上司も部下も給料が上がらないことを分かり切った環境に囚われながら働いている。

それならば、せめて上司は部下をうまくリードして働かせるべきだと私は考える。できていないことばかりの批判をするばかりでは、やる気は出ない。では、あなたがやってみせてください。

そんなこんなで、あと数ヶ月したら退職しようと思い出した。今の会社に居続けると、低賃金のままの安定が得られるが、このまま歳を重ねると、どうにもできない年齢になると考える。

まだ、若いうちに挑戦して、事業に失敗したほうが価値のある人生だったと思えるのではないかと不思議と思うようになってきた。

挑戦しない人生で終わるのか、挑戦して失敗のみかもしれないが、その中に少しでも輝く人生が待っているかもしれないと思える人生が良いのかを、これからしっかりと考えなければならない。

家族に迷惑をかけるかもしれないが、私についてきてくれた時に、私はもっと私の家族を大切にするようになるだろう。

このままではいけないと考える。