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2023年の振り返りと2024年に向けて

はじめに

今回も年末がやってきたので、毎年恒例の振り返りnoteを書いていく。今年も今思い返すと色んな出来事があった1年だった。そして、去年や一昨年と比べると圧倒的に学びやチャレンジが多い年だったと思う。今回のnoteでは、1月から12月までのハイライトと学びを時系列的にできるだけ書き出し、抽象的な学びを書き残していこうと思う。


2023年1月 とにかく何でも手を出していた1月

【ハイライト】
・動画編集
・初めての業務委託
・高校生にコーチング
・コーチング
・出張コーヒー屋@コワーキングスペース
・火曜日はコーヒー屋さん
・週2でモーニング
・手回し焙煎

1月は色んな事に手を出していたタイミングだった。9個くらいの事を同時に進めていたからこそ、自分の中にあるエネルギーが凄く分散していた記憶がある。当時1番感じていた感情は、焦りだったと思う。コーヒーもコーチングも頑張りたい。でも、それだけでは食べていくことができないから、手札や武器を増やして生き残れる力をつけたいと考えていた。27歳になるからこそ、30歳という年齢に対しても実感を感じる瞬間が多くて、早く力をつけないといけない。とにかく何でも手を出して動いていないと死んでしまうとか思っていた。

2月 大きなチャレンジと苦痛の月

【ハイライト】
・新しい業務委託開始
・コーチング
・梅まつり
・コワーキングスペースでコーヒー

2月はもう一つ新しい業務委託がスタートする月だった。大きなチャレンジという意味も込めて昔の自分だったら自信がなくて、絶対にやっていなかった様な仕事がスタート。頑張るぞ!と意気込んでいたのが懐かしい。この業務委託にコミットするために、同時に進行していた9個のうち5つを辞めて徐々にエネルギーを集中させる動きに入っていた。この時エッセンシャル思考をたくさん読んでいた気がする。ちなみに、新しい業務委託はわからないことや、難しさを感じる事があって、かなり心理的にプレッシャーを感じていた。2月の中旬や下旬は眠れなくなったり、眠れても睡眠が浅くてSlackを開くのが凄く億劫になっていた。とにかく通知に怯えていた時期。

あと梅まつりがあったので、湖畔チームと売上を作ってお店の黒字に向けて頑張ろう!となっていた月でもあった。梅まつりを通じて湖畔過去最高売上とかを記録したりしていた。頑張れば頑張った分だけ売上がでる!という期待感が凄かったので、チームの指揮も高かった。一つ険しい山を皆で協力して超えた間隔があって、このメンバーなら頑張ればいい所までいける。というチーム効力感が形成されていた。

3月 人生の岐路

【ハイライト】
・大きな挫折体験

・アートフェスで出張コーヒー
・新潟での出店コーヒー
・お世話になっている松田さんに相談

コーヒーのお仕事がかなり順調で、週の中でもコーヒーを振る舞う時間が多くなるタイミングだった。出張、HOPS、モーニング、etc。これまでやってきたコーヒーが実り始めてきたと実感していた。同時に身体の不調もかなり感じていた。このままでは人生上手くいかなそうという予感に悩まされていた。今のまま進んでも必ずどこかで壁にぶち当たる。しかも、当たったときはもう手遅れで、方向修正もできずに野たれ死ぬでは?と思っていた。業務委託の方も全然上手くいかない日々が続いていた。精神的にもかなり追い詰められていて、苦しい一ヶ月だった。

業務委託はカオスな状況の中で進めているものだったのもあり、物凄いスピードで変化していく物だった。わからない事が次々と出てきたり、一人では解決できないケースが次々と発生する場でもあった。基本的にフルリモートで、Slackを使ってテキストのみでやり取りをするものであったが、これが精神衛生にかなり良くなかった。正直、仕事ができない人からするとSlackで質問をしたり、共有をすることは恐ろしいものだった。ミスをすればテキストが飛んでくる。詰められている感覚があったし、リアルで1回も会ったことがない人に相談したり、詰められるのはかなりしんどいものだった。コーヒーとかコーチングとかで積み上げられていた自分の自信や、自己効力感はこの時にボロボロ崩れていった。

何とか打破したいと思い、高校生、浪人時代、大学時代とたくさんお世話になっていた松田さんに相談した。人生の中で躓いたり、絶望的な状況に陥った時はいつも松田さんに相談をしていた。もう27歳になる自分の相談受けてくれるのかなって不安もあったけど、松田さんは快く了承してくれて凄く嬉しかったのを覚えている。

松田さんに会うといつも強烈なフィードバックをもらう。今回も胸に突き刺さるようなフィードバックが多かった。この時の相談がきっかけで就活をする事を決めたのは今思い返してもいい選択だったと思う。松田さんと話すまでは、就活はせず、コーヒー屋さんを広げていきながらコーチングとかもやりながら個人事業主になろうかなとか考えていた。大学も卒業するのか迷っていたけど、やっと決心できたという感じだった。

4月 就活スタートの月

【ハイライト】
・就活スタート
・会社説明会
・エージェント活用
・初めての企業訪問

4月からは心機一転で就職活動を開始した。会社説明会、エージェント面談、自己分析、ES作成、面接対策、企業訪問。ありとあらゆる手段を使って全力で就活にコミットし始めた月だった。就活のためにモーニングコーヒー以外のコーヒー活動をお休みしたり、お誘いも断って集中していた。やっていく中で、自分はどんな人達にどういう価値を届けたいのかが徐々に言語化されて輪郭が出てきていたと思う。

業務委託の方は完全にメンタルにきていた月だった。どんなに頑張ってもすぐに仕事ができるようになるわけではなく、挫折し続けている期間だった。そのうち起き上がれなくなったり、急に高熱が出たり適応障害みたいな症状が連続で出ていた。このまま続けるのは無理だなって思っていた。統括の人が気にかけてくれて1on1の時間を作ってくれたが、そのときに力になりたいけど、足を引っ張っている感じしかない。たくさん迷惑をかけていて申し訳ない気持ちでいっぱいである事。そして、泣きながらもうできません。と言葉にした月でもあった。

今振り返ってみると、この時の体験が今の内定者インターンでやっている事に繋がっているとも思っている。気軽に相談ができたり、安全に心の内を話せる場の価値や大切さが凄くわかる。同じ会社や組織の人だからこそ、話せない事がたくさんある。しかも、話したとしても、「それはあなたが悪い。」とフィードバックが返ってくるかもしれない。あるいは「自分も昔、同じ状況だったけど、何とか乗り越えたんだからあなたも何とかしなさい。」と生存者バイアスを押し付けられるかもしれない。話を聴いているようで、アドバイスまがいの攻撃が自分に飛んでくるかもしれない恐さもある。自分の言った言葉が原因で会社や組織に居づらくなるかもしれない。色んなかもしれないが巡っている中で、本音を話すことの難しさを感じる経験だった。

5月と6月

【ハイライト】
・業務委託が終了する月
・企業説明会に参加する日々
・コーチング勉強会
・料理をたくさんしていた

5月と6月はあんまり覚えていないのがリアルな所である。企業説明会や面接がスタートし始めて、人事の方に自分のビジョンや、過去の経験についてたくさん話していたのは何となく覚えている時期。業務委託が終了してから徐々に精神面が回復していき元気にもなっていた。思い返せばコーヒーを淹れたりギターを弾いたり、読書をしたり趣味や楽しい時間を楽しいと思えなくなり全然やれなくなっていたんだなと気づいたタイミングだった。

やっぱり精神面の安定が凄く重要だなとも思っていた。幸せだなとか人生豊かだなとか判断するのは結局自分の主観だと思うし、どう感じているのか?によって180度変わってしまうものなんだろうとも思っていた。

7月からは真人間計画を進めようとも密かに決意している月だった。真人間計画は、ダイエットや健康のためのランニング習慣の定着、歯医者での定期的なメンテナンス、自炊習慣、読書習慣の定着。元々これができたらいいなと思っていたけど実現されてなかった事たちを始めて習慣化させる事。

7月 内定が決まった月

【ハイライト】
・ランニングスタート
・自炊スタート
・スキマ時間の読書
・サウナに通い始める
・ついに内定が決まる。
・久しぶりの出張コーヒー

7月は就職活動も大詰めの月だった。最終面接を控えている会社がいくつかありながらも、自分としても第一志望の会社が見つかっているタイミングだった。第一志望の会社は自分が実現したい未来や、お役立ちをしたい人に出会えたり、その人達のサポートができる会社だった。なんて自分にフィットしている会社なんだろうと驚きながらも選考を進めていた。下の記事は内定が決まった後に書いた記事。

無事内定先が決まって、来年からいよいよ社会人になると思い、真人間計画をスタートさせた。ランニングを始めて、自炊を始めて、スキマ時間に読書を徹底させて、セルフマネジメントにフォーカスする月だった。

前に出張コーヒーをしていた事がきっかけで、別のコワーキングスペースにコーヒー出張をしないか?とお仕事のお誘いも来て、久しぶりにコーヒーを淹れに行った。

8月 ラジオとビアガーデンとモーニングの月

【ハイライト】
・モーニングの売上コミット
・湖畔ラジオ開始
・ビアガーデンイベント
・コモンビート

8月は就職先も決まり、一段落したので今目の前にある仕事をとにかくコミットして頑張ろう!と思っていた月。湖畔の売上を上げたい。今できる事をフルに投下してチャレンジしたい!頑張りたいと思って湖畔ラジオの毎日投稿を始めた。同時にモーニングコーヒーの売上も上げていくために振り返りをしたり、施策を打ったりしていたタイミングでもある。自分でチャレンジングな目標を定めて挑戦しようという意味も込めてビアガーデンイベントも開く事にした。

ラジオは肉体的にしんどさを感じる時もあったけど、凄く楽しかった。自分の新しい才能にも出会うタイミングで、意外とMCが上手い事に気づく事ができた。それに、ひでろうと一緒に何かをやるのは楽しくてどうなるかわからないけど頑張ろう!となっていた。正直目の前の事に集中してやると、これをもっと続けたいという気持ちが湧き出てくるようにもなって、来年就職したらこんな風に関わる事ができなくなるのかなと思ったりもして揺らいでいる自分もいたと思う。湖畔での活動はかなり面白かった。仕事は2種類あると思っていて、1つ目はマニュアルが決まっていて、ミスをしないようにこなすタイプの減点方式のものと、2つ目は0から自分の頑張りによっては100にも120にもなる積み上げ方式のものである。湖畔のお仕事は積み上げ方式のものだったので、目標やゴールを達成するために何が必要で、自分たちには何ができて、どう進めていくのがベストなのか?を皆で考えてやっていた。衝突することもあったし、減点方式よりもわからない事が多くてどうしたらいいのかわからなくなる事もたくさんあったけど、達成感とか面白さは何倍もあった。梅まつりを乗り越えられた自分たちなら頑張れば湖畔の売上目標も達成できる。って本気で思っていた。

コモンビートは凄く感動した。感動の理由の9割は彼女が出ているからだったけど、良かった。彼女は今営業の仕事をバリバリやっている人なんだけど、表現をするのが大好きな人である。歌うのが好きで家の中でもよく歌っている。しかも歌もかなり上手い。でも、上には上がいるからというのが口癖でもあった。本当は舞台に立ちたかったり、歌を使って表現活動がしたいと思っているのは一緒にいるからわかっていたけど、彼女は自分に自信がなくて踏み出せない人でもあった。そんな時に、ミュージカルに参加する事を決めて練習をして迎えた本番だった。舞台での彼女はもの凄く輝いていて、終始ニコニコしていたのが目に焼き付いている。舞台や表現の場ではも2タイプあると思っていて、1つは立った時に笑顔になれる人。2つ目は緊張してこわばってしまう人の2タイプだ。正直自分は後者の緊張してこわばってしまったり、目立つのが好きではないタイプに入ると思う。彼女は前者の人で多分、表現する事が生きがいになるし、輝く場所なんだなと思った。そして自信がなかった彼女がそういう大舞台を通じて、自分の才能やギフトに気づいたり、自分の人生にとっての幸福に気づいていくプロセスを見れたのが凄く嬉しかった。このまま好きな表現活動の道に進んでほしいと感じる月でもあった。

9月 復学した月

【ハイライト】
・大学への飛び込み営業
・大学へ復学
・ラジオ
・ひでろうの休職

9月は大学に復学した事と内定者の任意プロジェクトで大学に飛び込み営業をした月でもあった。後は、ここまでずっと一緒に湖畔で活動をしてきたひでろうが休職をする事をシェアした月でもあった。

モーニングで被る時や、飲み会の時にシェアをしてくれていたけど、公の形でシェアをするのは初めてだったと思う。ここまで一緒にやってきたからこそ、チームとしても自分としても大きな衝撃がある出来事だった。

10月 シェア焙煎スタートの月

【ハイライト】
・卒論のために教授に連絡
・任意内定者プロジェクトの商談同行
・シェア焙煎
・館山旅行
・歯医者に通い始める
・親知らず抜く

10月はいよいよ卒論を進める必要がありそうと思い、教授にメールを送ったりしていた。かなり遅めの連絡とスタートだったけど、時間を作ってくれてテーマ決めから構成の壁打ちをうけてくれた。これのお陰で卒論を完成させる事ができたと言える。内定が決まって、卒業にむけて一歩一歩足を動かしている気持ちになっていたと思う。

シェア焙煎が本格的にスタートしたのも、10月だった。きっかけは湖畔のコーヒー豆をミゲルが焙煎したコーヒー豆にできたら面白いですよね。という会話からだったけど、実現するために調べて、申し込んで、スタートさせるみたいな流れだった。自分の人生にとって大事だなとわかっているけど、なかなかスタートできていなかった事がやれて本当に良かったと思っている。自分ひとりだけの力ではここまでの勢いは出ないよなと思うと改めて誰かの力は偉大だと思う。一緒にやる。進めていくというのが今後もキーワードになっていきそうだなと思う月だった。

11月 内定者インターンスタート!

【ハイライト】
・内定者インターン
・湖畔創業祭パーティー

11月は内定者インターンがスタートする月で、業務内容としてはテレアポを任せてもらえるというものだった。まえに数ヶ月間だけ、テレアポを行った事があったが、電話先で怒られたり、業務委託でうまくできなかった経験が頭をよぎるもので、自分としてはかなりチャレンジングなものだった。ただ、自分としてはいつまでも逃げてはいられないと思っていたので、この内定者インターンで逃げずに挑戦していこうと決意を固めての参加でもあった。もちろん商材に関しては、かなり価値を感じていて、絶対に広まったほうがいいものと思っているからこそ手を挙げたというのは前提での話である。

テレアポをやってみての所で行くと、意気込んで参加したのは良いけど、最初の一日目で心がポッキリ折れて、上司の方に「すみません。心が折れてめげました。こういう時どうしてますか?」とSOSを出したのは良い思い出である。改めて自分のメンタルの弱さを感じたのと、困った時は手を挙げて助けを求めることの重要さも感じた。もしかしたら、かなり勇気がいる行為なのかもしれないけど、SOSを出して自分が回復してテレアポができるなら、そっちの方が大事だな。と思ったら自然とSOSを出せていた。

内定者インターンではあるけど、凄くいい環境で働かせてもらえているのも幸運だったと思う。組織としては出来上がったばかりなので、上司から常にフィードバックがもらえる環境でもある。そして、決まりきったマニュアルも存在しないタイミングなので自分たちで成功パターンを見つけていくのが凄く楽しい。営業の本を買い、You Tubeで勉強をして自分なりにスクリプトを作って壁打ちをして修正する。このやり取りが本当に貴重で恵まれた環境だなと感じていた。

12月 卒論執筆の月

・コモビフェス
・卒論執筆
・コーチングフェスタ
・湖畔オフサイト
・大掃除

12月は卒業論文の締切があり、バイトもインターンも全てお休みにして、1つの事にフォーカスして作業をする体験をした。基本的に自分はマルチに色んな事に手を出してしまうタイプなのだが、この時だけは他の予定を全て断り一点集中させる事にチャレンジした。小、中学生の時に試験勉強が全くできず、色んな事に脱線してしまうところがあるので、かなり心配だったが、無事フォーカスして終わらせる事ができた。学びとしては、大きく2つあって、1つ目は継続してやる事が一番良いという事。2つ目は、大事なことや頭を使うことは一日の最初にやるのが大事という事。仕事、副業、趣味、パートナーシップ何でもそうだけど、練習してないことは本番でもできないし、始めたものはすぐには上達しない。ギュッと詰め込んで焦ってやっても想定が足りなくて修正ができなかったり、思ったほど進まずに50%以下のクオリティーのアウトプットしか出せないなと思った。2つ目は、1日の2時間〜3時間くらいが集中力のピークで残りの5時間くらいは頭が回ってない状態で執筆を続けていた。すごく効率がわるいけど、進めないといけないから無理やりやっている状態だった。

人によっては、8時間フルで集中できて、最高のパフォーマンス状態でアウトプットが出せる人もいるかもしれないけど、自分は一日の中で最高に集中できる時間が少ないという事を認識したので、これからは計画的に、コツコツ続けていく事を意識していきたいと学んだ。

最後に

2023年は本当に濃い1年だった。濃さの背景としては、自分にとってのチャレンジをどれだけしていたのか?という点と、その時できる全力をコミットしてやること。そして、継続の3つがキーワードな気がしてる。

今年を現すキーワードを挙げるなら、チャレンジとコミットと継続の3つがふさわしい1年だったと言える。2024年も自分なりにチャレンジとコミットと継続をしていく年にしていく。

そして、今関わりのある方、いつも助けてくれる方本当にありがとうございます。特に、松田さん、彼女、湖畔のメンバー、内定者インターン関連の方々本当にお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします。



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