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新卒フリーターが、ヨルダンに仕事を増やす 実況中継 No.10

*難民関係とか法律関係とかで、完全パブリックだと言いづらいことが増えてきてしまって、Facebookグループに投稿していたものを転載しました。2019年9月25日にFacebookグループで公開したものです。
今は、法律関係がクリアになって、ガンガン発信していけています!

想定通り、想定通りにいかないことが多すぎて、「ヨルダンにもっといたくてたまらない気持ち」と、お金を稼ぐために「一刻も早く日本に帰りたくてたまらない気持ち」がけんかして、ネパールに帰りたい南條です。

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さっそく、「言いたくても、noteブログでは言えなかったこと」を報告していこうと思います。

一言でいうと、「働けないはずの人が、働けちゃう抜け道をつくる」はなしです。
(現地の関係者から直接聞いたことをもとにしていますが、客観的な真実ではないかもしれないことを、先にことわっておきます。)

まず、ぼくたちが行おうとしていることは、「プログラミングが必要な日本の仕事を、ヨルダンで、アンフェアな状況にいるエンジニアに業務委託すること」です。
(「アンフェア」という言葉が正しいかどうか、自信がないですが、便宜上使わせて頂きます。)

そのアンフェアな状況にいるエンジニアとして、「イラク難民」に、アプローチしています。

なぜか?

彼らが、「支援が十分でもない状況で、ヨルダンで合法的に働けない。」からです。

ヨルダンに住む約65万人中、すでに14万人程のシリア難民が、労働許可をもらっている一方で(2019年7月)、

イラク難民は、政治的な問題で、労働許可をもらえてません。


皆さんのように、母国でがんばって、さまざまなスキルを身に着けても、ヨルダンでは、合法的に働けません。

最低賃金以下で働き、捕まれば、高額の罰金か強制送還されます。

それでも、僕たちは、イラク難民に、「働いて」もらいます。

「え、それってだめなんじゃないの?」
実は、だめじゃなさそうなところを見つけたんです。

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以下は、以前に別プロジェクトで、ヨルダンの弁護士に、伺ったことをもとに、まとめたものです。

(弁護士の方とは、無料でできる範囲内での相談であったこと、記憶と記録が曖昧ことなどあり、あくまで、ざっくりです。)

イラク難民が、ヨルダンで

①ヨルダンの会社に、雇用されて働く。→だめ

②自分の会社を作って働く。→だめ

③ヨルダンの仕事で、フリーランサーとして働く→ケースバイケース

④日本の仕事で、フリーランサーとして働く→ありよりのびみょう


あるヨルダンの経営者の方とはなした時も、「④は問題ない。」と言っていました。

たしかに、アメリカ人のエンジニアが、観光ビザで、日本に滞在しながら、オーストラリアの仕事でお金を稼いでいても、日本で問題にならなそうですよね。


正直、このままやっても、ヨルダン側から何かいわれることはなさそうです。

しかし、今後、この活動をおおっぴらにしていくためには、なあなあにしていくわけにいきません。

そこで、本ケースについて、ヨルダンの弁護士に確認し、サインしてもらおう!(複数人なら、なおよし)


ただ、弁護士に正式に確認するのだから、もちろんお金が必要です。
「バカ高い金請求されそうだな、、、」

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暗い気持ちになっていたら、イラク難民の友人が、助け船を出してくれました!

難民の移住についての法律的サポートを無料でしているNGOで、彼は働きはじめたので、そこの弁護士に上記の確認ができるそうです。


しかもタダで!!(←むっちゃ大事)
おお!本当にうれしい!

まあ、そんなに一筋縄ではいかずに、何かしら「問題あり」なのでしょうけど、、、。

とりあえず、あと20時間以内にはわかるはずです笑
郷に従い、ヨルダンマインドでいきます。

お忙しいところ、読んでくださり、本当にありがとうございました!

インシャーラー(神の御心のままに)

Twitter
https://twitter.com/yuta_nanjo


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