サンロッカーズ渋谷 :第95回 天皇杯 決勝 VS 川崎ブレイブサンダース

令和最初の天皇杯。応援するチームが”タイトル”に手を掛ける1戦。現地でその瞬間を、という気持ちがありましたがEテレでの生放送での観戦でした(悔やまれる・・・。)

結果

第95回 天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会
2020.1.12(Sun) 14:00 Tip Off
サンロッカーズ渋谷VS ●川崎ブレイブサンダース
@さいたまスーパーアリーナ

サンロッカーズ渋谷のスタートは、この5人。
ベンドラメ礼生#9
関野剛平#1
広瀬健太#24
ライアン・ケリー(Ryan Kelly)#34
セバスチャン・サイズ(Sebastian Saiz)#2

1Q 16-16
2Q 19-19
3Q 24-20
4Q 19-18
F 78-73

”日本一”というタイトル

サンロッカーズ渋谷、優勝!!!!!
日本一!!!!!

うれしい!!!!!

Bリーグがはじまって、自分なりに一生懸命応援してきたチームが勝ち取ったタイトル。

今シーズンは特に期待感にあふれるチームの活躍を見せてくれていたわけですが、現実のものとなると格別の感があります。

サンロッカーズを応援することは、自分の暮らしの一部。

勝ったときはうれしいし、負けたときはくやしい。

今では妻もサンロッカーズを(たぶん自分より激しめに)応援していて、それを共有・共感できているのも楽しい。

”日本一”のタイトル。

選手・スタッフ・フロント・チア・ブースター、みんながうれしいはずで、その中でも結果を出した選手は本当に有難い。

たぶんおそらく、関野 剛平セバスチャン・サイズ(Sebastian Saiz)ファイ サンバベンドラメ 礼生チャールズ・ジャクソン(Charles Jackson)杉浦 佑成渡辺 竜之佑野口 大介広瀬 健太石井 講祐山内 盛久盛實 海翔田渡 修人、それぞれのストーリーがあるのだと思う。

みんなの笑顔が本当によかった。

川崎ブレイブサンダースは、強い

今シーズンのBリーグでの川崎との対戦後に、こんなnoteを書いていました。

川崎は強かった。本当に強かった。

決勝での川崎は満身創痍の状態。

日本代表のキャプテンでもある篠山竜青選手、主力外国籍選手のマティアス・カルファニ(Mathias Calfani)選手が怪我で離脱中に加えて、試合の流れを変える藤井祐眞選手鎌田裕也選手がインフルエンザで離脱。

その中での辻直人選手のプレイは凄まじかった。

本職ではないPGという要のポジションを担い、プレイをクリエイトして、得点も取っていく。

サンロッカーズのディフェンスは「ボールにプレッシャーをかける」が軸。

つまり、ボールハンドラーとしてボールを扱う時間が多ければ、それだけ関野くんを中心としたバックコート陣のプレッシャーとストレスを受ける時間が多いということ。

それをかいくぐり、時にいなしながら、試合に出られない仲間の分も懸命にプレイする。

辻選手自身、怪我からの復帰からそこまでの期間を経ていない。

コンディションが100%だという感じではなく、早い段階から肩で息をする場面もあった。

最終盤でのフリースロー、3ptシュート、それは本人は悔やんでいて、確かにそれはそうなのかもしれない。

でも、見事という他ないと自分は思う。

辻直人選手のバスケットボールは、多くの人の感情を動かすバスケットボールだった。

我が家の川崎の推し選手、青木 保憲選手も良かった。

辻選手がPGを担うことに対して感じる部分もあったはずで、気持ちの入ったプレイが随所にあった。

川崎は強い。それにまた強くなるのだと思う。

(今シーズンもドキュメンタリーが公開されるとすれば、絶対に観にいきたい。)

MVP、ベンドラメ礼生

レオについては、こんなことを書いていました。

レオは自身に”意味”を問い続けているのでは、と。

自身がサンロッカーズ渋谷、そして日本代表に何をもたらすのか。

その”意味”の答えは自分は知る由もないのだけれども、いずれにしてもレオの”オリジナル”であると思う。

MVPは、チームを勝利に導いた選手にこそふさわしい。

レオはサンロッカーズを日本一に導いた選手。

文句なしにMVPだ。

優勝インタビューで日本代表選出への想いを聞かれても、レオは直接には言わず、

「楽しみです。」と。

東京オリンピック、バスケットボールの会場であるさいたまスーパーアリーナで、ベンドラメ礼生は輝いてみせた。

また、その地で躍動する姿を自分は見たい。

楽しみだ。

男、伊佐勉

ハーフタイムのインタビューで「後半に必要なことは?」という問いに対して伊佐HCは、やや食い気味に、

「ボールプレッシャーです。」と迷いなく即答した。

「40分間ボールにプレッシャーをかけ続けて、勝つ」

ムーさん(伊佐HC)が描くこのビジョンに、選手・スタッフ・フロントが共感しているのだと思うし、共感している仲間が集っているのだと思う。

そして、個々が役割を理解して表現することで得られる結果、つまり”勝利”というものが明確にイメージできているのではないだろうか。

それが今回の天皇杯優勝、”日本一”のタイトルに一つの結実をみせたのだと思う。

ビジョンに共感し集い、個々が役割を理解して表現して、結果を出す。

チーム、あるいは組織としての、ひとつの在るべき姿のように思う。

リーダーは時として孤独で責任を背負う必要が、もしかしたらあるのかもしれない。

ムーさん自身もそういう状況になることもあるのかもしれない。

でも、このチームは信頼で””ばれているのだと思う。

それはブースターが目にしない練習やミーティングにおいても、培われて育まれているのだと思う。

優勝が決まったとき、それはブースターの目にも見えるカタチとなった。

ムーさんの涙を見たのは、太志郎さん(清水AC)の引退セレモニーで2人の息子さんが手紙を読んでいたとき以来。

男、伊佐勉。

本当にかっこいいよ。

自分はサンロッカーズ渋谷を応援しています

令和最初の天皇杯決勝、素晴らしい試合でした。

オリンピックイヤーにバスケットボールシーンもさらに熱を高めていくのだと思います。

そして、サンロッカーズ渋谷の優勝という結果。

最高の結果でした。

とはいえ、今週水曜日にはBリーグが再開。

サンロッカーズは目標としているリーグ優勝に向けて、再び闘いはじめます。

次節、サンロッカーズが対するのは宇都宮ブレックス

宇都宮は現在東地区1位。

昨シーズン勝つことがかなわなかったチームであり、今シーズンも1戦1敗の状況。

天皇杯優勝という自信をキッカケに、次のステージに行くためには、東地区上位の2つに勝たなければいけない。

また、闘い続ける日々が始まります。

仕事をささっと終えてDAZNで観戦予定です。

自分はサンロッカーズ渋谷を応援しています。

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