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ネタは自分の中にある

noteを始めてあと1ヶ月ほどでまる4年になる。

その間、1日たりとも記事の投稿を休まなかった。投稿した記事数は1,400を超えている。

「1,000日」や「3年」、まだまだ先の「5年」などと違い、「4年」というのはいささか中途半端なように思う。2度目のオリンピックイヤーである、というくらいだろうか。いずれにしてもあまり歯切れはよくない。

よって、4年というのは“多少キリのいい通過点”くらいなものだが、そうはいってもここまで続けるのはなかなか大変だった。それに、まだ本当に4年間の連続投稿を達成できるかわからない。1ヶ月の間には何が起こるかわからないのだ。ポックリ逝ってしまう可能性だってないとは言い切れない。


継続するにあたって一番大変なのは、やはりネタ探しである。私が性懲りも無くnoteを書き続けていることを知っている友人からはよく「ネタはどうしているの?そんなに書くことあるの?」と尋ねられるから、きっとそれが大変なことは想像に難くないだろう。

当然のことながら、そんなに書くことはない。ネタなんてとっくの昔に尽きている。noteを始めた時に書きたいと思っていたテーマは2週間も経たないうちに全て出し切ってしまった。私はその最初の2週間を除いた4年もの間、ガス欠状態で走り続けているようなものだ。

とはいいつつも、不思議なことにこのガス欠オンボロ車はどうにかこうにか走り続けることができている。正直なところ、どうやって走っているのか私にもよくわからない。noteを始めた4年前はまさか自分が向こう4年も走ることになるなんて思ってもみなかったし、その上どうやら止まる気配すらない。私はいつ筆を置くことになるのだろうか。このまま一生noteを書き続ける人生だったりして…


「ネタなんてとっくの昔に尽きている」とは書いたものの、もちろんこうやって毎日記事の投稿ができているということは、毎回何かしらテーマを探し出してきていることになる。ふと、「そういえばどうやって探してるんだっけ?」と自問自答してみたが、結局のところそこに“探し方”のようなノウハウがあるわけではないことに気がついた。

ただ、書き始めた4年前と比べると、日常生活における“感度”はグッと上がったように感じている。ちょっとした違和感、些細な感動、よくよく考えるとおかしなこと、等々、そういったことに敏感になった。

敏感になった、ということは、常日頃からネタ探しに貪欲になっている、ということだろう。言い換えれば四六時中noteで何を書いたらいいかについて考えている、ということになるかもしれない。

いずれにしても、記事にするために新たな経験を求めているというわけではなく、同じ生活の中でも感度を上げることで今まで気づかなかったようなネタを拾っている感覚がある。

そう、ネタは、私自身の中にあるのだ。


私は、1日のうちどれほどの時間をnoteに費やしているのだろう…書いている時間だけではないことは確かだが、考えてみるとゾッとする。それくらい私は、noteに生活を捧げている。

その割にはその“見返り”はあまりないように感じているが、気のせいだろうか。劇的に文章が上手くなったわけでも、連載の話が舞い込んできたわけでも、noteを通しての運命的な出会いがあったわけでもない。見返りのためにnoteを続けているわけではないが、それにしたってnoteでの恩恵をあまり受けていないような気がするのだ。

そろそろ、そろそろ、何かあってもいいのではないか、と思うのだが、noteの神様、いかがでしょうか?


noteの神様「んー、そーだよねー、ちみ、頑張ってるよねー、知ってる知ってるー。でももーちょっとかなぁ。いやホントにあとちょっと頑張ってみよ。そうだねぇ、あと…6年くらいかな。そしたらほら!10年続けたことになるでしょ!数字が、2つ。そしたらきっといいことあるある♪え、長い?そんなことないよ!10年なんて一瞬だよ。だって俺、1億歳超えてるんだよ。同期ゼウス」


ということなので、これからもコツコツ続けます。まずはみなさん、あと1ヶ月に迫った4周年が無事達成されることを祈りつつ、記事を読んだり「スキ」したり、場合によっては拡散したりなんかしてください。お願いします。


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