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おしゃらきさんきゅー

今回の部員日記は経済学部2年横田優太が担当させていただきます。

始めに、タイトルはぱっとでてきた言葉なだけで、文章の内容には全く関係ありません。ご了承ください。

さて、クリスマスまで今日でちょうどあと一週間を切り、気温もだいぶ下がってきました。朝早起きするときには寒すぎて家を出てから駅までは凍えそうになりながら歩いています。

そんなときに欠かさず僕は音楽を聴いています

部員の皆さんは知っている方も多いと思いますが僕は洋楽が好きです。理由を聞かれても特には答えられませんが好きなんです。部員にももっと洋楽勢が増えればいいなーって思っています。なのでそのために洋楽のちょっと面白い楽しみ方を紹介したいと思います。騙されたと思って読んでみてください。

音楽って聞きごごちがいいなー歌詞が好きだなー歌の世界観が素敵だなーなどの理由で好きになるケースがあると思います。でも洋楽の場合、洋楽にしかできない楽しみ方があるんです。

それが和訳を見ることなんです。

歌詞の意味を理解するってこと?と思ったかもしれませんがそうじゃないんです。

英語から日本語に言語を翻訳する際にそのまま訳すと意味が通じない部分、違和感が生じる部分というものが出てきます。そんな時に行われる翻訳の方法が意訳というものです。意訳とは

原文の語句の一つ一つにこだわらず、全体の意味に重点をおいて訳すこと。その訳。

Oxford Languages

らしいです。YouTubeなどに和訳をアップされている方々はこの意訳を使って私たちに直訳の日本画よりも曲の世界観、作詞した人の感情などがより豊かに、かっこよく伝わるように努力してくれているわけです。有名な意訳を挙げるとSister act。これはとても有名な映画の題名なのですが、なんだと思いますか。答えは天使にラブソングをなんです。Sister actは本来姉妹の歌手グループという意味でSisterが修道女という意味も持つということからこの題名になったらしいですが、このままのシスターアクトや直訳の姉妹公演などより天使にラブソングをのほうが絶対にいいですよね。

洋楽の歌詞にされている意訳たちもいくつか紹介させていただきたいと思います。

1,You Belong With Me/Taylor Swift

この曲の絶対に一度は聞いてほしいのですがタイトルのYou Belong With MeをGoogle翻訳に入れると

Youbelong With Me
あなたは私のものです

Google翻訳

というふうになります。これでも十分意味は伝わりますよね。この曲の中にYou Belong With Meのフレーズが3回繰り返されるパートがありますがblueさんが和訳すると

You Belong With Me
あなたの居場所はここにあるのに
You Belong With Me
私があなたの運命の人なのに
You Belong With Me
あなたの居場所はこんなに近くにあるのよ

[和訳]You Belong With Me - Taylor Swift

この歌は振り向いてくれない幼馴染に対する片思いの歌なのですが最後のあなたの居場所はこんな近くにあるのよというフレーズで小さいころからずっとそばにいたようなニュアンスを曲から感じてそれを意訳で反映させている感じとてもいいですよね。英語では全く同じフレーズなのにこんなにも幅と奥行きを持たせられていて職人技だなって感じがします。

2,Window Shopping/Yorke & joan

I don't know who I am when I'm with you
あなたの隣にいる私はまるで別人
'Cause I keep trying to impress you
だから私に夢中になってよ
I don't know what I got myself into with you
もう分からないくらい私の中はあなたでいっぱいなの

どうしてこんなに好きなんだろう Window Shopping - Yorke & joan 【和訳】

これは1回目のサビなのですがラストのサビになると


I don't know who I am when I'm with you
君が見ているのはどんな僕なのかな
'Cause I keep trying to impress you
選んでほしいから頑張ってるんだ
I don't know what I got myself into with you
なんでこんなに好きかわからないけど
I keep trying to impress you
好きになってってずっと思ってるよ

どうしてこんなに好きなんだろう Window Shopping - Yorke & joan 【和訳】

もはや英語無視で意味だけみてます(笑)。最後の一文に関しては振り向かようとし続けてるってことは、好きになってってずっと思ってるってことだよね?っていう意訳の仕方ですごい好きです。

3,I would/One Direction

この曲も名曲中の名曲なので絶対に皆さんに聞いてほしい一曲の一つです。この曲の1フレーズをGoogle翻訳で和訳すると

Would he say he's in L-O-V-E?
彼は自分が 恋していると言うでしょうか?
Well if it was me then I would
まあ、私だったらそうします

Google翻訳

これも十分意味は伝わると思いますがこの動画の意訳だと、

Would he say he's in L-O-V-E?
ねえ、彼は君に「好きだ」って言ってくれるの?
Well if it was me then I would
僕なら「君が好きだ」って目を見て言うよ

【再アップ】I Would - One Direction 和訳

”目を見て”なんてどこにも書いてないですよね。僕が勝手に解釈する限りではこの歌の主人公がとてもピュアで一生懸命、さらにはこの好きな子に対する気持ちがとても強いことを反映させた、さらにはリリースされた2012年のワンダイレクションは結成したばかりで20歳位の若者グループだったため恋愛に一生懸命なピュアな男の子をモチーフにした曲を歌うことが多く、そのイメージを入れ込んでみたのではないかというふうに考えました。

このように和訳を見ることでもう一段階曲を楽しむことができ、好きになれる気がします。和訳を日々行ってくださっている方々には感謝しかないです。この方々はどんな人なんだろう、どんな人生を送ったらこんな発想ができるんだろうと考えてみるだけでも面白いです。僕もいつか英語力や感受性が成長してこんな考え方ができるようになるといいなと日々思っています。

完全に自己満の部員日記になってしまいましたがぜひ少しだけでも興味を持ってくれたらなというふうに思います。今回紹介した3曲の中にも、聞いたことある!っていうものが必ずあると思います!

長く拙い文章でしたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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