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沖縄たび日記:意外に面白いぞ本島中部、読谷村・コザ・北谷

10/12(祝)晴。那覇の宿をチェックアウトして、国道58号を北上。那覇と美ら海水族館の間で今まで素通りしてきた本島中部を回るのだ。

まずやってきたのが、読谷村(よみたんそん)の工芸村“やちむんの里”。やちむん=焼き物ということで、土と緑が広がる大地に、こんな感じの窯とか現地で焼いた器の売店が点在しています。

正直あまり焼き物に興味はなかったんだけど、手作り/一点ものの個性的な作品を見てたらつい欲しくなって、沖縄らしい色の小皿を買ってしまった。

歩きつかれたら、里の真ん中にある喫茶まらなたで休憩。沖縄ぜんざいは、まあ氷あずきなんだけど、さらっとしたほどよい甘さで食べやすい。サーターアンダギーも手作り感あってうまし。

読谷村を出るころには昼を過ぎていたので、ランチはタコライスを喰うべく沖縄市というかコザのキングタコス美里店に向かう。タコライス+野菜+チーズとポテトフライを頼んだら、このサイズ。米、一皿で一合くらいあるんじゃね? サルサソースをダバダバかけながらペプシで流し込む、これぞB級メシの快感!

せっかくコザまで来たので、スーパーの駐車場に車を止めて近所を散歩してたら、複数ビルの壁全面を使ったド派手な壁画群が目に入って、しばし魅入られる。

これら「コザ十字路絵巻」は、琉球王朝から現代までの当地の歴史を巨大な絵巻として表現しているらしい。個人的には米軍キャンプが設置され黒人街として賑わっていたころを表した下の壁画が、ソウルフルで好きだ。

休日の昼間に行ったから、路地裏の店がみんな閉まってたのが残念。コザは音楽の街でライブハウスとか民謡酒場も多いってことだし、また金曜の夜とかに来たいなあ。

中部巡りの最後に、北谷(ちゃたん)で一泊。那覇ではせまーいビジネスホテル暮らしだったんで、サンセットビーチ沿いのリゾートぽい宿にしてみた。

部屋はとても快適だったんだけど、フロントが主に中国からの観光客対応で込み合っていて、沖縄にもインバウンドの波が来ているのね。と思って今日友人と話していたら、いま中国人向けに外務省が「沖縄県数次ビザ」というものを発行していて、これが影響しているらしい。“個人観光で1回目の訪日の際に沖縄県又は東北三県(岩手県,宮城県,福島県)のいずれかの県に1泊以上する方に対して,一定の要件を満たす場合に,数次ビザ(有効期間3年,1回の滞在期間30日以内)を発給しています”とのこと。なにやら政治的な意図がありそうですな。。

つづく

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