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猫の名前はどういう風に決める?

猫や犬を家族に迎えるとき、彼らの名前を考えるのも楽しみの一つだと思います。皆さんはペットの名前を決めるときどんな名前にしていますか?

昔からの名前、ミケ、とかフタ、クロ、トラなんて名前をもらう猫はもういないのでしょうか。灰色の猫だったらSooty, Cindyなどと言う英語名の猫が友人宅にはいます。どちらも煤、あるいは灰の意味から来た名前です。『シンデレラ』Chindella『はいかぶり』もそれから来ています。

私はいつか黄色の猫を飼って金太郎と言う名前にしたかったのですが、そんな猫見つかりませんでした。

この家でなくもう一つ前の家では雑種の猫を飼ってました。一度に2匹ひきかってたこともありました。名前は次々とロシア文学者の名前を付けていました。夫はその家を猫邸にする、何匹も猫を飼うと言っていましたが、実現することはありませんでした。そこでは猫は外にも自由に行っていましたので、猫とか嫌いな近所の人の手前そんなことはできなかったのです。

ノルウェーではしっぽのないマン島の猫を飼っていたこともあります。名前はトミーでした。

我が家の今の猫はシェリーと言います。本当はフランス語のモンシェレ(英語で言うとmy dear)のシェレなのですがフランス語のアクセントマークが書き込めないのでCherryと書いています。これで無理やりシェリーと読ませているのです。いい名前だと思っているのですが、いかがでしょう。

もうひとつ前の猫はマンチキンでした。名前はソック。足がソックスを履いたように白かったので、そんな名前になったのです。

その前はノルウェジアンフォレストキャットのマック。マックってマクドナルドのマック、プラス背中にサバ柄があったからサバのmakreleと言う言葉からマックをとったということもあります。マくドナルドのマックって息子っていう意味・・・この猫は文字通り私たちの息子でした。いつも2階の窓から外を見、私たちが帰ってくるのをまだかまだかと待ってくれている様な猫でした。近所の人たちはそれを見、最初はぬいぐるみかと思ったと言ってました。腎臓病で亡くなりましたが、亡くなる前の日にも夫が帰ってくるとふらふらしながらお出迎えに来てくれたり…。今も忘れられない猫です。

まあ、どの猫も忘れられないのですが・・・。その前の猫もノルウェジアンフォレストキャッツでした。名前はノルウェーの小説家の名前を借りてイプセンでした。美しい猫でした。マックはやんちゃ坊主でした。イプセンも腎臓病で亡くなりました。ノルウェジアンフォレストキャッツって特に腎臓が弱いとかで、今の猫シェリーもその病気で療養中です。

これらの猫が今住んでいる家で飼っていた猫なのですが、ノルウェーでは鼠色、ロシアンブルーの猫を無理やりトラと呼んでいました。すごく賢い猫でした。そして寒さにすごく強い猫でした。北ノルウェー、カラショクへも連れて行っていたのですが、毎夜マイナス30度、40度なんてなんのそので出かけていました。あのあたりの森の王者の風格がありました。真っ白な雪の中を尾っぽをぴんと伸ばし出かけていたトラ・・・本当に絵になる猫でした。

カラショクからオスロに帰った時にはもう一匹シャムネコが一緒に帰りました。カラショクの友人からもらい受けたのですが、雌猫でしたのでタイの名前を上げました。シリキット…タイの女王様の名前を拝借したのですが、恐れ多くも…ですね。

今日は「猫の日」だそうでして、記事も猫の話題にしました。それにしても、彼らは私たちの心を癒してくれますよね。

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