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私の小説を読んでくださってありがとうございます!クランセカーケ ノルウェーのケーキで一服どうぞ!

この3日間、私の小説を3回に分けてアップさせてせていただいたのですが、毎日、綿h氏のために時間を割いてくださり、読んでくださったこと、ご意見、ご批評をくださったこと、本当に感謝しかありません。いただいたご意見、ご批評はこの先の私の作品に大いに生かしていきたいと思っております。ありがとうございました。

直にコーヒーもお茶も差し上げられないのですが、感謝の気持ちを込めて、ノルウェーのケーキで一休みをどうぞ!

このケーキはクランセカーケ(クランセとはわっかのこと、カーケとは英語でケーキのことです)と言います。下の写真のようにクリスマスツリーのような円錐形をしていて、一番下は最大のわっかで、上に向かってわっかは徐々に大きくなっていきまます。このケーキを焼くにはサイズの違うケーキ型がいくつもいるのです(上の写真みたいに)。一番上は2センチ余りの円形でしょうか。焼きあがったものは上に向かってわっかが重ねられていき、一番上は何かの飾りが置かれます。

私たちの結婚式にもお母さんが焼いてくれたクランセカーケがありました。一番上には花婿花嫁の小さな人形が飾られていました。私はまだその人形をウエディングドレスと一緒に保管しています。

このケーキの丸いわっかは一年、一年を表したものだそうです。私はこのケーキの素朴な形が好きです。ドーも素朴な味がします。重ねた年輪には粉砂糖でアイシングの飾りをしたり、小さなノルウェーの旗を何本か刺したりします。つまり、「フラー、このお祝万歳!」てことです。

結婚式だけでなくノルウェーの独立記念日、5月17日には多くの家庭で囲まれる伝統的なケーキです。独立記念日とかには小さなノルウェーの旗も飾られたりします。

このケーキの焼き方を考えだし実践してしまった人を尊敬してしまいますよね。

ウエディングドレスを保管云々の話ですが。ノルウェーの友人がノルウェーの伝統としてそれを捨ててしまうのはbad luckだから、と言っていました。で、私もずっと保管してあります。ノルウェーから日本に持って帰り、引っ越しするたびに一緒に引越ししました。それがこの世から消えてなくなるのは、私が亡くなった時でしょうか。

最後に見たのはこの町に引っ越してきたときですから、もう30年前になります。シミはありませんでしたよ。結婚式の時、私が携えていた赤いバラとスズランのブーケもドライフラワーになっていましたが一緒に保管してあります。それからもう一つあるのは娘の洗礼式のドレスです。

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