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弁護士の見つけ方

2021年も残り僅か。今年はなぜか「弁護士さんに知り合いいない?」と相談されることが多かった。

日常平穏な生活を送っていると、弁護士に相談するようなことは無いに越したことは無いのだと思うけど、いざという時に頼りになるのも事実。

思いもしないようなことが起きて、弁護士が必要になったら、どうするだろうか。経験を交えて紹介したい。

1.自治体の無料弁護士相談会
多くの自治体が、定期的に弁護士による無料相談会を行っている。一度しか行ったことがないので、その経験で断定してしまうのもどうかと思うけど、たぶん、そこにはどうでもいい弁護士しか来ない。

テレビなどに出てくる弁護士は、腕利きのことが多い。しっかりクライアントの話を聞き、矢面に立って事を解決していく。しかしこういう所に出てくる弁護士は、ろくに人の話も聞けないことがある。いや、聞いているのだが、事実確認だけをしていて、こちらの気持ちは無視される。行くだけ時間の無駄だ。

2.弁護士の無料相談
町の弁護士さんも、初回無料相談をしていることも多い。自治体に出てくる弁護士さんと違って、多くは自身のWebサイトも持っていて強みを打ち出しているので、相談内容に合わせて行くと良いと思う。

弁護士は高収入と思う人もいるが、もちろんそういう弁護士もいると思うけど、多くの弁護士は仕事が欲しい・増やしたいと思っている。積極さを感じる弁護士さんを探そう。

3.法テラス
国が設立した公的な機関。簡単に言うと、相談をすると弁護士を紹介してくれる仕組み。収入が少ない等の場合には支援を受けられる。
国が設立しているだけで、支援を受けない限りは紹介窓口という印象があるので、オススメできない。

4.弁護士ドットコム
ネット上で無料相談ができたり、これまでの相談内容と弁護士の見解を見ることができるので、自治体に出てくる弁護士よりははるかにマシだし、過去のケースは該当するものも多いので、実際の相談の前にはとても便利だと思う。

5.友人知人に相談する
やはり人の紹介は最強だ。かといって弁護士が必要なシーンは多くの場合明るく楽しい話題では無いので、SNSで「弁護士に知り合いいませんか?」などと投げかけるのは躊躇すると思う。普段から幅広く活動している友人に相談しよう。経験上、会社務めしている人よりは、個人事業主やビジネスオーナーの方がネットワークが広いと思う。

僕自身は、以前友人が紹介してくれていた弁護士いて、彼がかなりの腕利きの弁護士だったこともあり、そのご縁でお世話になった。ちなみにその後も飲んだりライブに行ったりと公私に渡って仲良くしている。そんな関係を築けたら理想だと思う。

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