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NVCチームの初プロジェクト!~超・短期決戦、社長が持ってくる課題(デバイス)に社員(NVCチーム)が挑む。~まるモニさんの裏側~

みなさんこんにちは!ユタカ産業のSです!

年末にご紹介いたしました、まるモニさんの裏側をご紹介したいと思います。まるモニさんって?という方はこちらの記事をどうぞ☆

1.はじめに

今回のまるモニさんプロジェクト、実はわたしたちにとっていろいろな"初めてのこと"が詰まっておりました。

1、初めて丸いモニターを使用したこと。
2、社内に向けて動画を作成したこと。
3、3Dプリンターでフレームを作成したこと。

と、書いてみると、改めてチャレンジした企画だったなと…。しかも年末の忙しい最中に…。でも、この企画に挑戦できたことがわたしたちにとってひとつの自信につながったと思います。

2.ことの始まり

前回のまるモニさんの記事を読んでくださった方はご存知だとは思いますが、そもそも社長に丸いモニターを見せてもらったのがきっかけです。

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これです。

↑の記事でご紹介した通り、社長の野口は『面白そう!』と思ったものをすぐに借りてきてしまいます。この丸いモニターもお借りしてきたものでした。

初めて見せてもらった時に思いついたのが『オーナメント』でした。それから他にも何かあるか考えてみようか。とゆる~い感じでその日は解散しました。

3.そういえば、あれどうしたっけ?

それから2週間くらい経ったある日、社長と面談をしていた時のことです。話も終盤に差し掛かり、さて終わりかな?というところで『そういえば、丸いモニターで何かするって件、どうすることになったんだっけ?』

ふふふ…。忘れて…はいないです。ちょっと片隅にしまい込んでおりました。

ニコニコしながら『どうしよっかー?』と打合せが始まります。私は頭の中のぎゅうぎゅうの物置きから丸いモニターのことをひっぱり出しながら、同じくニコニコしながら『どうしましょうね?』と答えます。紙にぐるぐる文字とも絵とも言えないものを書きながら、クリスマス…。冬…。雪…。と考えます。

雪を降らせる動画を入れたらスノードームっぽく見えてステキなのでは!ということで打合せは終了。方向性は決まったので、早速NVCチームで検討&担当を決めることにしました。

NVCチームについてはこちらの記事でご紹介しています!

4.集え!走れ!NVC!

善は急げ。ということで、すぐにNVCメンバーで集まり、話をしようと思いました。しかし、わたしたちNVCチームはそれぞれ所属部門の業務も抱えています。集まれ!と集合をかけてもすぐに全員が集まることは難しいことが多いです。その日も全員の予定を合わせることはできませんでした。

そうかーじゃあ明日にするかー。と言いかけましたが、いけないいけない。それがいけない。後回し、ダメ、絶対。

普段の仕事と兼務しながら新しいことを進める時、誰かひとりにでも考えを伝え、少しでも前に進めること。それが大切ではないかと。後回しにしていたら今までと変わらないと思いました。

というわけで、まずはひとりに考えを伝えました。丸いモニターを使って、スノードームを作りたい、と。そこから1時間弱、参考になりそうな画像を見ながら案を揉みます。ここではまるモニさんの枠を製作するために3Dプリンターを使うことにしました。

次の日、モニターで流すコンテンツについて打合せをしました。とりあえずクリスマスに合う動画に、スノードームをイメージさせる雪を降らせてみる、構成のベースが決まりました。

あとは各々、作業にかかります。

ものづくりのユタカ産業、枠をつくるのは得意です。3Dデータを作って、3Dプリンターの『サエバくん』にシュインシュインと頑張ってもらいます。裏側は爪を付けたフックを差し込んで丸いモニターの受けにします。

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みどり…。のあの子の背面です。

この爪のサイズが絶妙なんです。実は枠に爪をはめ込む際に3回も折れてしまい、作り直しを余儀なくされました。ものづくりは実験と失敗を繰り返し、最適な形を目指すことが重要です。頭の中では理解していますが、3回目の爪が折れた時、わたしの心も折れかけました。

もう、フックの部分は接着剤でくっつけちゃおうかな。

いや、せっかく3Dプリンターで作るなら、パチッとハマるパーツにしたい!そこはあえて挑戦したい!

なんでって?その方がかっこいいからです。こういった妥協しないところというか、こだわりが強いところはユタカ産業の社風かもしれません。そんな自分のこだわりを少し恨みながら、夜な夜な『サエバくん』に頑張ってもらいました。

さらに重要なのはコンテンツ制作です。

クリスマスに合わせて…。と話していましたが、実はこの時点でもう12月に入っていました。時間が無い!とあたふたしながらも、より面白く、よりかっこよく。こだわりのユタカ産業、妥協はいたしません。

クリスマスらしい動画をみんなで探し、動画担当・Kが編集します。ところで、丸い動画ってどのように作ると思いますか?丸いデータをつくるの…?って思いますよね?いやいや違うのです。四角いデータを丸く映すのです。

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イメージとしては四角い壁に丸い窓がある感じです。四角い動画を作りながら、映る部分と隠れる部分を計算して、どんなふうに映るのかを想像しながら動画を編集します。けっこう大変なんです。

5.社長にお披露目。

そんなこんなで何とか形になったまるモニさんを社長にお披露目します。

社長『おーすごい!おもしろいね!』

とても喜んでくれました。一安心です。

社長『会社の玄関に設置したら?みんなに見てもらおうよ』

NVCメンバー『おぉぉぉ!いいんですか!置きましょう!置きましょう!わーい!』

社長『で、次はどうするの?』

NVCメンバー『…そうですよね。次…。ありますよね。クリスマスまであと2週間ありますもんね。ずっと同じ動画を流してたら飽きちゃいますよね。少しずつ動画を変化させましょうか?』

なんてみんなでウキウキと話していたら、NVCメンバーのひとりが重要な発想をもたらしました。

『アドベントカレンダーって最近よく見るようになったよね』

アドベントカレンダーとは…。
クリスマス当日までを毎日カウントダウンする、期間限定の特別なカレンダーのこと。

アドベントカレンダーはここ数年で色々な種類が増えています。

『これ(まるモニさん)でそれ(アドベントカレンダー)やったら面白くない?』

確かに面白そう…。

毎日動画が変われば、楽しみにしてもらえるし、クリスマスへのカウントダウンってわくわくします。

楽しいかも!少しの間だけどイベント的にやってみようか?そんな感じで『アドベントカレンダーをやろう!』と決めた私たちでした。

6.地獄の毎日更新。

最初はいろいろとアイディアも出てくるので、みんなで楽しみながら更新していきました。しかしアイディアはだんだん枯渇していきます。時間もなかったので正直、かなり焦りました。

継続させること、何をするにもこれがなかなか大変ですよね。なんで毎日更新するなんて決めちゃったんだろう…。動画担当・Kは苦しかったと思います。そんな中でもチームで頭をひねり、時にクリスマスの思い出話をしながらアイディアを紡ぎ、5日間走り切りました。

動画の内容は諸事情によりお見せできないのですが、今回のまるモニさんプロジェクトでは社内向けということで、割と、というか、けっこう好き勝手にやらせてもらいました。

内心、社長に怒られるかな?

とビクビクしましたが、毎日いっしょにおもしろがって楽しんでくれたので、安心してどんどん好き勝手にやりました。笑

動画担当・Kのお話はこちらをどうぞ。


7.次のプロジェクトへ

さてさて、まるモニさんと共に走りだした2021年末。少し無理してでもこのプロジェクトはやり遂げたかったのです。なぜかというと、2022年の年明けには『YUTACOLLABO』という新プロジェクトが控えておりました。『YUTACOLLABO』が始まる前に社内向けにデジタルサイネージやデバイスの認知度を高めておこうと思ったからです。

新しいユタカ産業、始まるぞ。と。

『YUTACOLLABO』についてはこちらの記事をどうぞ

『YUTACOLLABO』の今後については、またnoteでご報告させていただきます。それではまたお会いしましょう!