- 運営しているクリエイター
#小説
夜勤明けからプロ野球へ【17】最終話
前回のおはなし
厚はコンビニのバイトを春まで続けて、本当なら高三になるタイミングで智樹の母の倉庫で働く事となった。コンビニでは知り得なかった搬入する商品の流れを知る事が出来ることが出来、エンドユーザーまでの物流の流れを知る厚にとっては何よりも強みになった。
そして物流倉庫で働き始めて一年後、夜勤を経験するのであった。
こちらに戻るのか、続くのか?
最後まで読んで下さった方、本当にありがとう
夜勤明けからプロ野球へ【12】
前回のおはなし
コンビニのバイトは視野の広さや空気を読む力は接客だけではなく、品入れや品出しにも活かされた。時給もそこそこいいし、このままコンビニで経験を積んでお金を貯めてオーナーになれば…と思った時に出会った車椅子の女性との出会いが、次の仕事のきっかけとなった。
夜勤明けからプロ野球へ【7】
前回のおはなし
母が退院後、退学の手続きを行った。母は自分で決めた事だからと特に厚に対して問い詰めたり責める事もなく、コンビニで働く事についても少しホッとしていた。もともと厚自身が、野球が好きなのを知っていたが、甲子園が夢ではないと知っていたからだった。