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なんとなく

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どれにも当てはまらない、noteの企画の投稿など
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#野球

夜勤明けからプロ野球へ【9】

前回のおはなし

厚は少年野球チームでは4番ピッチャーで、中学では外野手とキャッチャーで6番を打っていた。球技はそこそこ出来るのだが、何よりも得意だったのは木登りで、その影響もあって体幹が鍛えられた。身長は160cmで、体重は55kgだった。

夜勤明けからプロ野球へ【4】

夜勤明けからプロ野球へ【4】

前回のおはなし

見つけた先生からも、顧問の先生からも「お前は吸ってないんだろう?」と何度も尋ねられ友達も彼を庇ったが、野球部以外の友達も大切にしていた彼は、タバコを手にした瞬間に同罪だと判断して、自ら退学を選択した。

夜勤明けからプロ野球へ【2】

夜勤明けからプロ野球へ【2】

前回のおはなし

彼の名は大田厚。中学から関西では有名な強肩巧打の選手だった。高校は東北地方では甲子園常連校に入学。しかし相次ぐ怪我などもあり、上級生が引退した後にレギュラーとなるが、彼の野球人生を諦めさせる出来事があった。

夜勤明けからプロ野球へ

夜勤明けからプロ野球へ

「昨日の仕事はキツかった」と振り返りながら河川敷の芝生でウトウトしていると、ツーバウンドしたボールが足に当たり、本能で返球するとレーザービームでホームベースへ。みんながどよめいた瞬間、一度諦めていたプロ野球への道が開かれたのだった。
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