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オランダ、アムステルダムに小学校の視察&コーチング研修

2018年
株式会社ゆめかなの石川尚子コーチとともに、全国から5名の方と6泊7日オランダの小学校視察ツアーに行きました。

関空からの直行便のため、前泊1泊、台風のため後泊2泊し、約10日間の旅でした。
 
私は、当時小学5年の息子と中学2年の娘、2人の子どもたちを連れて行ったので、
総勢9名で、オランダの小学校を回りました。

3日間、三ヶ所の小学校を視察しに行きました。
各学校では、
校長先生や担当の先生による
1時間ほどのセミナーがあり、
学校で行っている取り組みなどを紹介してくれました。
 
その後、実際にクラスに行き、2時間ほど授業を見学をさせていただきました。
 
各学校それぞれに、特色があります。

オランダの小学校は、8年生まであり、4才から小学校に通っています。
 
なので1年生は、日本の幼稚園くらいの子で、積み木遊びや、人形遊び、ままごと、砂遊びなどを通して学んでいます。
新学期(オランダは9月入学です)
行ったのが9月だったので、まだ、小さいクラスは子どもが少ないクラスもありました。


●一日目の学校
ダルトン学校 ダ・リートアカル(キリスト教立)

こちらは、最後の日に私たちが研修を行うSAMIという
SAMIコンセプトで運営する学校です。

ここは、
学校全体のあり方、
先生たちのあり方、
子たちのあり方、
学校の心臓部分、学校の基盤が、
しっかりと整っています。

新学期が始まるとクラスみんなで話し合い、1年の目標をみんなで立てていきます。

さらに、話し合ったことをわかりやすく絵を使って表現します。

各教室でオリジナルの絵の目標をつくり、
みんなで作り上げていきます。

ビジュアルで表現することで、皆がわかりやすく、みんなでゴールを目指して進んでいきます。

 何か問題が起きた時は、
この絵を見ながら、
自分たちの行いはちゃんと決めたことに対して、どうなのかを話し合ったりします。

定期的に目標に対して、
今どの位置にいるのかを話し合い、絵に提示していきます。

学年の終わる頃までに、クラス全体でゴール達成を目指します。

この学校では、クラスだけじゃなく、
先生たちも目標を絵に書いて、職員室に貼っています。

先生たちの船があったのですが、
船の位置で、今のいる状況が誰がみても把握できるようになっていました。

字だけじゃなく、
絵で表現することは、
視覚にも訴えるので、脳への信号が活字よりも早く伝わりますよね。

この学校は体育の時間に空手を導入していました。
オランダでは空手は人気のスポーツでした。

次回は、授業について書いていきます。

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