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「水について」


年が明けました!
みなさんはすてきな新年をお過ごしですか?

去年受けた @sammymsmc さんの水のセミナーがとてもおもしろく、勉強しなきゃなと思ったので、シェアしたいと思います。
コーヒーに一番影響を与える水について学ぶのは本当に大切だなと思いました。

日本にいると基本的に軟水と言われる硬度(Google先生に聞いてもらえると早いかと思います)の低い水が多く、あまり水に対して意識することがありません。

結論から述べると、東京の水と関西の水では、おしなべて硬度が異なります。
都内でも、場所が変われば硬度が変わります。
結局、同じ水ではあるんですが、場所が違って同じ水というのは少ないということですね。

では、この水の硬度が異なるとどうなるの?コーヒーの抽出にどんな影響を及ぼすの?というのが気になるところです。

シンプルにお伝えすると、
硬度の高い硬水 コーヒーの成分を引き出しやすい
硬度の低い軟水 コーヒーの成分を引き出しにくい
ということです。

硬水は軟水に比べて、ミネラルが多く含まれているため、コーヒーの成分を引き出しやすくなります。

注意点は、ミネラルの中にはコーヒーの成分を引き出しやすいものや飲み口を重たくさせるものなどがあるので、硬水で抽出をしやすいからいいというわけではありません。

その水に合わせてプロセスを調整していくというのが、一つの答えです。

よく耳にする軟水の方がおいしいよという言葉は、水自体は喉越しがすっきりしていておいしいかもしれませんが、先ほど結論を述べたように軟水は基本的に抽出しにくいので、薄かったり、未抽出のコーヒーになりやすいと思います。
なので、抽出効率のいい深煎りなどをいれる際には合うのかなと。
逆にあまりにも硬度の低い水での浅煎りの抽出はより抽出を促進させるプロセスを踏むべきという解釈になります。

今回考えるべきだと思ったのは、硬水、軟水と一口にいっても、正直わからないことが多いということです。
水に溶け込んでいるミネラル、マグネシウムやカルシウムがどのくらい含まれているかで抽出が変わるので、蛇口からでる浄水ではなかなかわからないように思います。
可視化できないからこそ(GH、KHなど測ることはできるので、実際はできるんですが、あまりすることは少ないと思います)、意識されていないことが多いなと思いました。

少し意識すると店舗間で異なる抽出をする必要性が見えてきたり、なぜ適正に抽出できないのかのその先へいけるように思います。

コーヒーの90%以上が水と言われているので、わからないことばかりですが、少しずつ勉強するとおもしろいなぁと。

カスタムウォーターなど詳細に関してはまた次回シェアしたいと思います。

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