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来年はインディーゲーム配信系ユーチューバーとしてがんばりたい

というタイトルは釣りだけど、インディーゲーム用のYouTubeチャンネルをつくったのでよかったらどうぞ。あんまりがんばるつもりはなく、積んでいるインディーゲームを消化するためのチャンネルです。

インディーゲームとは何か

ゲーム産業は巨大化していて、いまや大手ゲーム会社が出すゲーム(AAAと呼ばれる)は数百億円もの開発費を投入してつくられている。一方で、そうではない、小規模で開発されたゲームもある。こうしたゲームが、インディーゲームと呼ばれている。とはいえ、「ではない」系の概念なので、どこまで小規模ならインディーゲームなのかという明確な基準はない。

具体的にどんなゲームがあるかというと、「インディーゲーム おすすめ」とかでググるのが一番いいと思うけど、一例として過去に自分がやったやつをまとめたnoteを貼っておく。偏ってるけど、もしどれかひとつでも興味をもつきっかけになれば。

インディーゲームの何が面白いのか(一般論)

上の「インディーゲームは小規模だ」という説明を聞くと、「大規模にお金をかけて作られたゲームでさえ面白くなかったりバグばっかりだったりするのに、インディーゲームに勝ち目なんてあるの??」と思うかもしれない。月並みな説明をすると、インディーゲームの魅力は、その尖り具合にある。AAAタイトルは、巨額の開発費がかかっているために冒険ができない。斬新なシステムや、「伝わる人に伝わればいい」というような分かりづらさは避けられる傾向にある。一方、インディーゲームにはそうした制約が少ない。遠慮なく尖ることができる。むしろ、山ほどあるインディーゲームの中で輝くためには、積極的に尖っていく必要がある。

その尖り具合の魅力についてはいずれ語ることにして、他にインディーゲームがおすすめな理由をもう少し書いておくと、気軽さという点も推しておきたい。

  • 安い。セールの時なら1000円以下、通常時でも1000~2000円くらいで買えるものが多く、お財布にやさしい。あと、最後までクリアしなくても罪悪感が薄い(笑)

  • 長くない(ものによる)。値段相応に、数時間~十数時間程度でクリアできるものが多い気がする。大事なことなので二回言っておくと、最後までクリアしなくても罪悪感が薄い。

  • (インディーゲームはパソコンには限らないけど、)パソコンさえ持っていれば気軽に遊べる。3Dゲームはちょっと厳しいけど、大したスペックのパソコンじゃなくてもプレイできるものも多い。

インディーゲームの何が面白そうだと感じているのか(個人的な話)

これは正直自分でもよくわからなくて、うまくまとめられないけど、インディーゲームに興味を持っている理由は主にふたつある。

ひとつは、インディーゲームは尖っている分、評論向きであること。そもそも、ゲームの評論を見たり読んだりするのが面白くてゲームをやってる、みたいなところがあり、インディーゲームは様々な論点を提供してくれるところが好きだ。その挑戦が成功していても失敗していても、ハッとさせられる気付きがある。あと、たぶんインディーゲームを好きな人にも評論好きが多いので、他の人が書いたレビューを読むのが楽しい。そういう言論空間に参加したい、というモチベーションなのかもしれない。

もうひとつは、ここ2年くらい趣味でやっていたコンピューターグラフィックスの勉強が、わりとゲーム業界と接点のある領域だったこと。特にRust gamedev界隈はかなりインディーゲーム色が強い。というのも、2大ゲームエンジンであるUnreal EngineもUnityもRustをサポートしていないので、「Rustでゲームをつくりたい!」という人は独自の道を歩む必要がある。その挑戦を眺めているのがけっこう面白くて、どうせなので、そのモチベーションの源泉にある「インディーゲーム」がどういう世界なのか知りたい。

という感じで、ゲームというより、その周辺にいる人への興味が大きい気がしている。

(あと、「メタバースへの失望」みたいな話も書こうと思ったけど、うまくまとまらなかったのでこれは筆を改めたい)

なぜがんばらないのか、あるいは、なぜがんばらないのにそんなものをつくるのか

さて、冒頭に戻って、YouTubeチャンネルを作った話。

主な目的は、チャンネルの概要にも書いてるけど、積みゲーを消化するモチベーションづくりだ。あまりクオリティを上げるのをがんばるつもりはない。

足りない頭でざっくり考えてみたけど、ゲーム実況配信者としてやっていく(注:ここで「やっていく」は、YouTubeの広告収入で暮らしていく、とかいう意味ではなくて、コンテンツとしてちゃんと面白い、という程度の話としたい)には、

  • 喋りがうまい

  • ゲームがうまい

  • もともと別の領域で有名

のうち1つか2つは満たす必要がありそうな気がする。で、自分はというと…

  • 面白いこと言えないし、リアクションも下手

  • ゲームがめちゃくちゃ下手

  • ぜんぜん有名でもない

はい、やっていけないですよね。どう考えても。

そんなわけで、がんばるつもりはない。とはいえ、これをYouTubeで垂れ流すことに意味がなくはないと思っている。具体的には、

  • プレイ動画が、同じゲームをやろうと思っていた人の参考になるかも

  • こういう活動をしてること自体が、自分の知り合いにインディーゲームに興味を持ってもらうきっかけになるかも

というあたり。特に前者は、自分でもインディーゲームを買う前にプレイ動画をYouTubeで検索することがあるので、たまたま誰かの役に立ったりするといいなあ、と思っている(ちなみに、なぜTwitchではなくYouTubeなのかというとこのあたりで、生配信じゃなくてアーカイブとしての価値がメインかなと思って)。技術ブログも同じ気持ちで自分用メモを書き殴ってきて、実際役立ったりしてそうなので、なんでもとりあえず公開にしてみよう、という姿勢でやっていきたい。

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