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「話し下手」というコンプレックスを「聞き上手」という強みに変えることでやりたいことにも出会えた話

僕がこのnoteを読んでほしいのは「2年前の自分」です。

・そこそこ良い学歴
・そこそこ良い会社
・そこそこ良い年収
・何となく就職して、でもこれまで頑張ってきた
ただ…何だか人生への熱が足りない気がする

そんな「2年前の自分」に向けて今日も書いていきます。


先日書いたこのnoteに対してたくさん反応をいただき、素直にとても嬉しかったです。
「いいね」をくださったみなさん、ありがとうございました。
みなさんのおかげで、これからも僕自身が経験してきたことをベースに、思うことを色々と綴っていってみようと思えました^^


今日のテーマ。

自分の嫌いなコンプレックスに強みを見つけるヒントがある


僕は自分のやりたいことがなかなか言葉にできなくて、悩んだ期間が2年くらいあります。そして同時にもう一つ僕が苦しんだことが、

自分は何ができるのか

ということの言語化。
いわゆる「強み」というやつです。

例えばエンジニアで「〇〇の言語が使えます」とか、住んでいたので「中国語がネイティブに話せます」とかわかりやすいスキルを持った方は良いのですが、文系就職をして、“普通に”会社の仕事をやってきた僕は、そういうわかりやすい強みをすぐに言えなかったんです。

「趣味で続けてきたダンスはかなり自身があります♪」とかの一芸すらないし。。

「自分をPRできる強みは何なんだろうか・・・」

ずっとそう思ってきました。


今、僕が活かしている強みは「人の話を聞くこと」です。
これを使って「1:複数」としてイベントでモデレーターをやっていますし、「1:1」としてキャリア相談にのって、やりたいこと&強みを言語化するお手伝いをしています。

じゃあどうやってこの強みにたどり着いたのか?その辺りを今日はお話しします。


僕は昔から、自分からたくさん話して会話を盛り上げるのがめちゃくちゃ苦手でした。
仲の良い友達と話す時ですら、客観的に観察すれば、話題のほとんどを友達が提供している感じ。
だから、はじめましての人と話すのとかもあんまり得意じゃなかったし、自分の意見を求められることも苦手でした。


どうしたらあの人みたいに面白い話題が相手に提供できるんだろう

(面白い話題を提供できないから)つまんないヤツだと実はみんな思ってるんじゃないだろうか

ずっとそんな風にコンプレックスに思っていました。


ただ、友達の中に2〜3人、こう言ってくれる人がいたのも覚えていました。

「お前は話しやすい。聞き上手だよね。」

これが僕の強みのヒントでした。

単純に自分が話すよりも人の話を聞いている方が楽だったし、楽しかった。

その人が何を考えているのかを聞くのが好きで、そういえば、同じような理由で昔からラジオも大好きでした。

さらに、僕は新卒で配属された部署がエンドユーザーの相談に対面で1〜2時間乗って、話を整理するというアドバイザーをやっていて、
300組以上の話を引き出す仕事をしていました。

この仕事も、正直めちゃくちゃ好きだったわけではないし、物凄いやり甲斐を感じていたわけでもない。
だけど、それだけの人数の初対面の人の緊張をほぐして、潜在的に思っていることを引き出すヒアリング力は、たぶんかなり鍛えられたんだと思います。

僕は

・もともと持っていた、自分で喋るは苦手だけど人の話はずっと聞いていられるという癖
・仕事で鍛えた、聞いた話を整理して相手に返すというスキル

これを活かせる複業を探しました。

まず思いついたのが、インタビューメディア。
自分でやってみようと思って、自分の周りで面白い人を見つけては、プロでもないのに取材のアポを入れて、出社前や仕事後に人生のインタビューをさせていただき、自分のブログに書いていました。

これはめっちゃくちゃ楽しくて「自分のやりたいことはこれだったんだ!」という感覚がありました。
しかも、ただでさえ自分が楽しいのに、相手からも「頭が整理された」とか、「記事の反響凄いんですよ」とか、褒めてもらえたり感謝されたりする。

でも、続かなかった・・・
(上のリンクを押してもらえれば、途中で更新が終わっていることがわかると思います)

聞いた後、「書く」ことが苦手だったんです。

1.5時間くらいのインタビューを書き起こすだけで当時は3時間くらいかかっていて、そこから編集を加えたりすると、計5時間くらい、書くという工程に時間が必要でした。
これは複業である僕にとっては時間的にも厳しかったですし、何よりあんまり楽しくなかった。。

せっかく見つけた「やりたい(かもしれない)こと」だったのに、続けられないことがショックでした。

でも、やっぱり「人の話を聞く」ことにはこだわりたくて、その部分だけを残せないかと考えて巡りあったのが、今やっているイベントでのトークセッションのモデレーターです。

これならば、その場に来てくれる人に対してリアルタイムで話を聞き出すことがそのまま価値になるので、聞いた話を僕が書き起こさなくても成立する。

これ以上に僕に合う仕事はないんじゃないかと今のところ思ってます。笑

インタビューブログは続きませんでしたが、その過程で僕は「やりたいこと」を見つけました。

人の話を聞く強みを使って、僕が出会ったように「やりたいことをやる人生」を歩む人を増やしたい

最近の僕の活動は全てこのためにやっています。

そのためにここ最近、もう一つやっているのが、1対1でのキャリア相談。
主に、その人のこれまでの話をブワーーーッと聞きまくって、そこに出てくる共通項を探して、その人の“癖”を言語化して、強みにまで昇華させるヒントとしてお返しする「他己分析」をしています。

これも
・人の話を興味を持って長い時間聞けること
・その話を整理して相手にお返しすること
という強みを活かした価値提供です。

今のところ、全員の方に喜んでいただいているので、一定の価値はあるのかなぁと思って調子にちょっと乗っています。笑

ぜひ一度、時間を作って

「自分の嫌いな癖」を言語化してみてください

そして、それはポジティブに捉えるなら誰かの役に立つんだろうか?と考えてみてください

もしくは、自分は嫌だと思ってたんだけど、2人以上から褒められたり、頼られたりしたことがあることを思い出してみて下さい


もし、最後まで読んでくださった方で、河田に一緒にこの言語化をやってほしいかも!と思って下さった方がいらっしゃれば、DMいただけたら喜んでやります(^^)

※twitterで「yutanp0o0」で探して下さい

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