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大雪 〜二十四節気の話〜

大雪が降るという名称ですが、中国華北の気候から名付けられたもので、日本ではまだまだ雪の深まる時期ではありませんが

二十四節気では12月7〜21日のことを「大雪(たいせつ)」と呼びます。

現代の日本ではちょうど街はクリスマス一色になる頃ですが

実は新年を迎える支度を始めるのは、12月13日でした。

「松」が玄関に飾ってあったら、現代では「クリスマス前にそんなもの飾るなよと」一言ツッコミを入れられそうです。

また、雪は深まらないかもしれませんし、先日最高気温が20度だった東京の地からこれ言うのにも若干の違和感を覚えますが

冷たい風が吹き、空気も乾燥し始め、重い風邪になりやすい季節でもあるので体調管理がとても大切な季節です。

この「変わり目」というのは注意が必要な時期です。

伝統では、生姜や柚子などの体が温まるようなものを食べた方が良いとされています。

間違っても昼休みに氷のいっぱい入った水なんか飲まない方が良いです。


そんな体調の崩しやすくなる季節ですが、この寒さゆえに食材が美味しくなる時期でもあります。

特にお勧めしたいのが「牡蠣」です。

牡蠣は海のミルクとも呼ばれ、亜鉛も多く栄養満点です。

精力をつけ、不眠を治し、解毒や神経効果にも効果的です。

亜鉛の含有量が多いので、味覚障害の改善にも用いられることがあります。

ただし、その栄養価の高さから食べ過ぎると頭痛を引き起こすことがあるので、食べる気には注意が必要です。

食べ方としては生牡蠣ももちろん美味しいのですが、個人的には牡蠣鍋がオススメです。

昆布出汁と醤油をベースにし

牡蠣、鰤、白菜、春菊、しいたけ、長ネギなどを一口大に切ったものを入れ

仕上げに大根おろしをのせる。

*画像はpanpotさんより拝借。

体も温まり、栄養価も満点。

脂ののった鰤が出汁にコクを生み、しいたけなどの旨み成分も溶け出し、絶品鍋となります。

最後は生姜を効かせて、卵で閉じ、雑炊にして食べたいですね。

レシピの具体例など気にせずに

上記の食材を入れ、醤油で味をつければ美味しくなるのがこの鍋の良いところです。

もし、よろしければお試しを。

では^^

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