見出し画像

2020年3月の課題図書「古くてあたらしい仕事」を振り返る。

たいせつなのは、怠けないこと。ずるをしないこと。
そうしていれば、なんであれ、結果は出る。
-「古くてあたらしい仕事」本文より引用

2020年3月の課題図書は「古くてあたらしい仕事」。
通算、6回目のnoteになります。

もう少し色々と書きたかったですが、3月は他にも書きたいことがあったので後回しになってしまいました…。

めっちゃいい本なので、ぜひお手にとって読んでみてください。


誠実さを貪欲に求めていた
2020年3月を一言で表すなら、こう言えるでしょう。

そして、本書は多大に貢献してくれました。
「この本読みたい!」と思った、ぼくの勘は間違ってなかった。


一回読んだだけではわからないけれど、ずっと心に残る本。友人に話したくなるけど、上手く伝えられなくて、「とにかく読んでみてよ」としか言えない本。ぼくの孤独な時代を支えてくれた大切な本。ぼくが死んだあとも残る、物としての本。そういう本をぼくはつくりたかったし、もし、つくることができたら、ぼくの仕事はずっと続いていくはずなのだ、と信じた。
-「古くてあたらしい仕事」本文より引用
本をつくるのに際して、考えたのはただひとつ。
それは、ぼくが欲しくなるような本をつくる、ということだけだった。
-「古くてあたらしい仕事」本文より引用
自分の仕事をつくるということは、他社が手をつけていない(あるいは手放してしまった)領域で、仕事をはじめるということだ。
-「古くてあたらしい仕事」本文より引用
「わたしだったら買わないけれど、お客さんは喜ぶかもしれない」というような商品は、たいてい下らないものだと思う。
-「古くてあたらしい仕事」本文より引用
意思があれば、続くというのではない。けれど、意思がなければ、いつの間にか遠くへと流されてしまう。安直な方へ。抽象的な方へ。より大きな声のする方へ。それらが悪いとは思わない。けれど、小さな仕事を長く続けるためのコツのようなものがあるとすれば、それは手間暇のかかった、具体的で、小さな声によりそったものだろう。
-「古くてあたらしい仕事」本文より引用


3月は4月から始める新しいことに向けた準備をしている月でもありました。
本書のことばに大きく背中を押してもらったような気がします。

きちんと着実に歩みを重ねる。
それを体現してきた島田さんのことばが、スッと胸に染み込んできます。

色々と教えていただき、ありがとうございました。


あたらしいものは古くなるし、古いものは新しくなる。けれど、まれに、いつでも新鮮で、あたらしい姿のままのものもある。それが優れた仕事というものだろう。
-「古くてあたらしい仕事」本文より引用

今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
必ず毎年一冊、夏葉社の本を課題図書にします。


このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?