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子どもの姿勢改善はカイロ一択??

こんにちは。
公園にいた時に
「おい!ボール取って」
と6歳児にガキ扱いされたことでお馴染み
中村優斗です(精神年齢はほぼ同じやから許す)。

さて今回は子どもの姿勢に関して子どもの姿勢に関して
面白い文献があったのでここで
紹介したいと思います。

○そもそも子どもってカイロ大丈夫?

カイロプラクティックというと
ボキボキすることで有名になりつつあり
流石に小さい子どもに
そんな強い刺激大丈夫?と
心配になる親御さんもいるかもしれません。

しかしカイロプラクティックは
施術のために調整を意味する
「アジャストメント」
つまりボキボキをすることもありますが
必ずどんな人にもするわけではありません。
カイロプラクターはその方に応じた
適切な方法で施術をします。

一般的にアジャストメントは
可動域の少ない関節に対して
動きをつけるために行うことが多いです。
関節が元々柔らかい子どもには
ほぼ必要がありません。
仮に動きが硬い部分があったとしても
アジャストメントをする箇所は
ごく限られた部分になるでしょう。

○実際子どもへのカイロ治療は効果あるの?

日本であれば認知度が低い
カイロプラクティックですが
以下は子どもの姿勢と
カイロプラクティックに関する文献の一例です。

1.Fernandez M, Moore T, Langworthy J. Chiropractic management of pediatric patients with postural issues: a retrospective case series. J Can Chiropr Assoc. 2013;57(1):35-42.
この研究は,子どもの姿勢問題に対するカイロプラクティックの有効性を調べたものです。38人の子どもを対象に行われ,平均的な治療回数は6回でした。治療後約80%の子どもが姿勢の改善を報告し,痛みの軽減も見られました。また多くの子どもたちにとって治療は安全であり,副作用も報告されませんでした。

2.Miller JE, Phillips HL. Long-term effects of structured pediatric chiropractic care for spinal and pelvic pain: a case series. J Altern Complement Med. 2019;25(1):101-109. doi:10.1089/acm.2018.0183
この研究は,子どもの腰痛や骨盤痛などの症状に対するカイロプラクティックの有効性を調べたものです。28人の子どもを対象に行われ,平均的な治療期間は10週間でした。治療後約90%の子どもが症状の改善を報告し,治療後2年後まで持続する効果が見られました。また治療は安全であり,副作用も報告されませんでした。

3.Ndetan H, Evans MW, Hawk C, Walker C. Chiropractic or osteopathic manipulation for children in the United States: an analysis of data from the 2007 National Health Interview Survey. J Altern Complement Med. 2012;18(4):347-353. doi:10.1089/acm.2011.0360
この研究は,アメリカの子どもたちにカイロプラクティックや整骨院での治療がどれだけ行われているかを調べたものです。この研究では,2007年に行われた全国健康面接調査のデータを分析しています。その結果約1,300万人の子どもがカイロプラクティックや整骨院で治療を受けており,そのうちの約50%が腰痛や背中の痛みを報告していました。

○これらの研究の個人的な感想

おそらくこの論文はアメリカにおける
カイロプラクティック研究であるため
人種や骨格の違いなどを含めた様々なケースがいるため
非常に信頼が高いと思われます。
つまりどのような人にも効果があると言えます。

これらの文献だけを参考にすると
カイロプラクティックは子どもの姿勢の問題を
改善するための有効な治療法であることが分かります。
特に慢性的な筋肉・骨格系の痛みを抱える子どもにとって
カイロプラクティックは痛みの軽減や姿勢の改善に
役立つ可能性があるとされています。

また上記の文献では
カイロプラクティックは子どもの健康に対する
リスクがほとんどないことも報告されています。
ただしどのような治療法においても
専門的な診断と適切な処置が
必要であることに注意する必要があります。

特に子どもの場合は成長過程での身体の変化や
発育に伴う問題もあるため慎重に進める必要があります。
カイロプラクティックに限定されるものではなく
他の医療専門家のチームとの協力も重要であると考えられます。

またさらに気をつけた方が良いのが
海外では日本でいう医者と同等の
医学教育を受けているカイロプラクターや
小児専門で行っているドクターもいます。
そのためバックボーンが違うという点は
考えなくてはいけません。
日本では民間資格のため
どのような教育を受けてきたかは
謎ということです。
そのためその先生の経歴や施術内容は
しっかりと吟味してから
行った方が良いという訳です。

○まとめ

今回は子どもの姿勢に関して
論文をまとめながら記事を書いていきましたが
成長期における子どもの姿勢や体の発達で
痛みや症状を起こすことが少なくありません。

病院では問題ないとされたとしても
状態が改善することなく
どのような方法でお子さんの体を改善していくのか
頭を悩ませている親御さんも多いかと思います。

そのような状況であっても
カイロプラクティックによる施術が
お子さんの痛みや姿勢のバランスを
改善することに大きく役立つということが
海外の論文のケースからわかりました。

何も打つ手がない,改善方法が見当たらない
と悩んでいる方も多いかと思います。
そのような状態であっても
カイロプラクティック施術が
その手助けとなるケースも多いので
お近くの治療院を訪ねてみてはいかがでしょうか。

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