【起業のコツ】資格信者を卒業しませんか?
こんにちは。心理カウンセラーで、自称日本一穏やかなビジネス学習スクール「HOME」を主宰している、佐々木 優斗です。
僕は、今までに500名以上の方の活動作りをサポートをしてきました。
その活動の中で、よくクライアント様から「資格は必要ですか?」というご相談をいただいて来たので、
この記事では、起業における「資格」の“本当の考え方”について、ご紹介していきます。
ただ、世間一般的な、「資格」に対する考え方とは、ちょっと違う考え方になるので、もしあなたにフィットしたなら、参考にしていただけたら。
ちなみに、僕的には、一般的に言われている「資格」というのは、不要だと考えています。
詳しく解説していきますね。
脱!資格信者しませんか?
副業(複業)・起業するために、「資格」が必要だと考えている方が、たくさんいらっしゃいます。
例えば、「カウンセラーをするためには、カウンセラーの資格を取らなければいけない」みたいな。
でも、実はそれ。「勘違い」なんですよね。
なぜなら、資格だけを持っていても、食べていけないからです。
僕も、カウンセラーとして活動していますし、カウンセラーの資格は持っています。
でも、実は「カウンセラー」を名乗り始めた頃は、資格を持っていませんでした。
それでも、お客様に有料でサービスを提供できていたし、お客様からの満足度も高い状態を作れていました。
世の中には、資格は取得したものの、シゴトにできていない人がたくさんいます。
資格はあるけど、食べていけない人
資格はないけど、食べていけている人
その違いはなんなのか?
それは、「資格」というものに対する「捉え方」の違いなんですよね。
もちろん。資格がないと、法律的に、その肩書きを名乗れないような資格は、ちゃんと資格を取得する必要があります。
でも、複業や起業といった「稼ぐ」をすることが目的の場合では、「資格」という言葉の捉え方が異なるんです。
結論を、お伝えしますね。
実は、「資格」とは、「ふさわしさ」のことなんですよ。
お客様から見た「あなた」が、「お金を支払うのにふさわしい人物」だ、と認められれば、それは=「お金を払う資格のある人だ」ということになります。
これが、「稼ぐ」をするときに理解しておきたい「資格」の捉え方です。
例えば、僕は今、脱サラをして独立し、約6年目になります。
だから、これから脱サラをしようと考えている方からの「相談」をよくいただきます。
それは、僕には「脱サラをした」という経験があるからなんですよね。
「脱サラ経験」というものが、「相談相手」としての”資格”になっているからこそ、「相談」という形でご依頼が来るんですよ。
あとは、その「需要」に対して、「相談サービス」という形で、パッケージを作れば、ビジネス(事業)の完成です。
でも、盲信的に資格信者になっている方は、この仕組みの作り方を知らないので、「資格取得をする」→「それから起業準備」というルートを選んじゃいます。
だけど、「資格を取得する」ことと「稼ぐ」ことは別のスキル。
だから、「資格取得=仕事が見つかる」と思い込んでいると、痛い目をみることになります。
ちなみに、この話をすると、
「それなら、なぜ優斗さんは資格を取得したんですか?」
と質問されることがあるので、先回りしてお答えしておくと。
僕の場合は、「お客様を作る」→「もっとお客様に価値を提供したいから、資格を取り、専門性を高める」という意図で、資格を取得しました。
その結果、手前味噌ですが「スキルと経験の伴う専門家」になれたので、よりお客様が増えて、満足度も高くなりました。
資格を取得しても、現場経験のない人には「スキルと経験」がありません。
そして、「スキルと経験」がないから、を理由に「お客様を作る」をはじめないから、いつまで経っても0→1を作れない。。これが、いわゆる「資格沼」ってやつなんですよね。
「資格証明書」は、すでにあなたの中にあります。
そのことに気づけた人から、ビジネスでも成果を出せるようになっていくんですよね。
例えば、もし今のあなたが「カウンセラー」を目指しているとします。
資格取得に向けて、専門用語を覚えたり、技術の形を身につけたとします。
でも、お客様が求めているのは、「専門用語」ではないんですよ。
お客様が求めていることは「問題解決」です。
だから、専門用語なんて知らなくても、自分の問題を解決してくれるカウンセラーの方が求められるんですよね。
もし、あなたが本気でカウンセラーになりたいなら、今自分が知っていることを最大限に活かして、目の前のクライエント様の問題を解決しようと、寄り添ってみてください。
きっと、そこにあるのは「愛」だと思います。
「恐れ」が動機にある行動は、しなくても良いんですよね。
ぜひ、下手でも不器用でも良いから、「愛」を動機に、目の前のクライエント様(相談者)のために、行動してみてください。
その繰り返しで、あなたは自他ともに認められる「カウンセラー」になっていくことができます。
最後にもう一度まとめておきますね。
「資格」とは「ふさわしさ」のことなんですよ。
あなたが今までの人生で得た経験、知識、知恵は、すでに誰かにとっての「ふさわしい」を感じられる「資格」になっているはず。
誇りを持って、他人や社会に貢献できる活動を通して、活動拡大してください。
あなたの想いと活動が、より多くの人から愛され、求められ、広がっていくことを願っております。
この記事が、あなたが「資格沼」から抜け出すヒントになれましたら、幸いです。
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