見出し画像

【読書感想文】ナカモトサトシになりたくて を読んでみて

Kindleで出ている本「ナカモトサトシになりたくて」を読んでみての感想を書きます。

全体的にかわいらしい文の書き方をしていて、絵や写真がチャーミングで、メロメロになりそうな感じでした。(あたかも、少女マンガの世界みたい・・・)

個人的に一番印象に残ったのは、第2部と第4部でした。

ここは、トークンエコノミーの世界を作者らしくわかりやすく説明したものだと思います。

本を読むことがマイニングであり、お金が手に入る世界を描いています。そのマイニング方法をPoRである世界を設定しています。

えろ本でもなんでもいいから本を読めばお金が手に入るわけです。

また、本を交換によってお金が循環するシステムにもなっています。

これはあたかも、お金=仮想通貨、本=トークン(NEMの場合はモザイク)と考えるかのように見えます。

トークンを本に置き換えているのが作者らしく、かわいらしい世界観が出ているように感じます。


第1部で一番印象に残ったのは、ぜむの値段が地の底まで落ちてほしいというところでした。

自分も同じ感情を抱いたことがあります。なぜなら、ハーベストへのハードルが下がるからです。

ハーベストは、いわゆる宝くじのようなものです。毎日が宝くじだということです。

でも、宝くじに参加するには、1万XEMが必要です。そのためには、一度大きく値を下げてほしいと思っちゃいます。

実際、個人的には、5円以下に下がってほしいと思う側面がある一方、どんどん価値が下がる不安もあり、葛藤しちゃいます。

その心情をDV彼氏に例えて話をしています。

その次に、nemlogでは公開しなかった内容が出てきます。

作者らしく、かわいらしい表現が満載です。

内容は見てのお楽しみとしましょう!!


第3部は主に、写真が中心になりますが、ずっと眺めたくなるようなかわいらしい作風が伝わりました!!


第5部では、暗躍者と言っても、もはや暗躍者?と言える状況を語っていて、思わず笑いました。

確かに、そう感じます!!

暗躍している人を見ると、こちらも何かしなくてはと感じちゃいます。


第6部では、読書感想文に関する記事です。

nemlogで読書感想文を書けば20XEMがもらえるという企画があり、それを紹介したものです。

自分は、ホリエモンの仮想通貨の本を題材にして読書感想文を提出しましたが、他の人の感想文を読むと、まじめに書きすぎたなぁと感じちゃいました。

この本は、nemlogがはじまってまだ3ヶ月の頃に出た本であり、その頃の様子を振り返ることができ、面白く感じました。

まだ読んでいない人は、手に取ってほしいものです!!


この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?