【日記】風邪をひいた。

鼻風邪をひいた。母も同じ症状でぐったりしている。全く熱はないものの、鼻水と鼻詰まりで呼吸困難になった。鼻をかんで粘膜が腫れたのか、ティッシュには何度か血が付いた。夜中に2時間以上眠れず、ゴミ箱に向かって嘔吐いたり虚空に悪態をついたりしながら長い夜を明かした。

しっかりと風邪をひいたのは何年ぶりだろうかと思いながら、午前中に近所の病院に行った。そこで30分の待ち時間を言い渡され、再び帰宅。卒論を少し進めて、30分後に病院に行った。
「前の人の検査結果が出ていないから」と30分の待ち時間の追加。感染予防のために外にいてくれと言われたけれど、行き帰りをするのも疲れるからと外でじっと待っていた。
待てど暮らせど順番は来ない。30分が過ぎても室内に呼ばれない。持っていった小説は目が滑って読めず、びゅうびゅうと風は吹きつけてくる。おしまいには鼻詰まりが増して吐き気を催す始末。
寒さで悪化しかねないと思い、母が受付に帰ることを伝えてくれた。受付の人から「だから帰ったらって言ったのに」と言われたそうだ。


帰ってきて温かいそばを食べ、市販薬のストナを飲み、副作用の眠気でうつらうつらしていると夕方になっていた。2時間近くかけて効いてきた薬は案の定それなりに強くて、通る方の鼻がキンと痛んだ。

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