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2021年。俺。整いました。

皆さん、お久しぶり!

元気にしていますか?俺はチョー元気です!

昨年2020年、俺は30歳になりました。

誰もが30歳は人生において、起点になる年、ターニングポイント、いったん立ち止まったり、悩んだりする年齢だ、ということを言いますが、まさに!!

それを実感しまくった年でした。

季節労働を24歳のときに始め、北海道から沖縄まで日本各地を飛び回る生活を約5年続けていました。

最初の3年間はとっても充実していたし、ワクワクしていました!

出会う人みんなが先輩で自分は可愛がられる立場だったし、もともと旅が好きだったので日本のいろんな場所に住み、その土地や、人、空気、音、匂い、リズム、を五感を使って全身で味わうことがとても心地よかったんです。

日本にこんな場所があって、こんな人が住んでいて、こんな家族がいて、こんな暮らしがあるんだ。

こんな仕事があって、こんな朝日があって、こんな夕日があるんだ。

旅行では決して味わえない、住んで、働いて、暮らすからこそ見えてくる、たくさんの素晴らしい経験をしました。

そんな素晴らしく楽しい日々でしたが!!

今思い返すと、後半の2年間は正直、惰性で過ごしていたなぁと思います。

季節労働をしていれば、お金にも困らない、旅もできる、長期の休みも取れる、雇われる立場だから責任少ないし、ラクだし、何より自由でした。

でもその生活からはいつしか、満足感、充実感が消え、空虚感、物足りなさを感じ始めていました。

結局、経験は積めていても、スキルアップに限界を感じましたし、人に使われるのもう嫌だ!って思ったこと、いつまでもこのままではいられない、このままじゃ俺の人生終われない!!ってうすうす感じていたんです。

何をやっていても充実感を感じられない自分がそこにはいました。

それでも、2年間という時間を季節労働をしながら流れるままに過ごしました。

きっと、現実と、そして自分と、ちゃんと向き合うのが怖かったんだと思います。

現実を直視し、自分を見つめ直し、自分の気持ちに全く嘘偽りない人生を生きたとしたら!!

そして、嘘偽りない自分が、もし目標を明確に定めてしまったら、そこに向かって走らなければならない、突き進まなければならない。

すなわち、イバラの道を進むことになるぞ!と心のどこかで感じていたんです。

自分の心に100%正直に生きること!それは、この世の中(例えば、家族、友人、職場、地域、社会)の流れの中で立ち上がること、抵抗、反発、を受けながらも、自分の意志と目的を明確に持ち、世の中に立ち続けることなのです。

そのイバラの道を考えた時、自分の中に立ち上がる勇気が出ず、一歩を踏み出せずにいました。

そんな中で5年の歳月が過ぎ、次に何をやるかも決まっていませんでしたが、季節労働を、とりあえず終わりにしよう!わからないけど、何か別のことをやろう!今の生活を変えよう!と、思っていた矢先に、コロナが流行り始めました。

もともと、一旦実家に帰ろうと思っていた俺は、コロナの流行のタイミングとともに、地元である長野県の諏訪に帰り、約12年ぶりに地元で生活し始めました。

最初の3ヶ月、実家のパン屋で、働き始めました。

が!

社長である親父と、価値観や働くこと、感覚もろもろ合わなすぎて、ある日親父にキレて、仕事を続けない選択をしました。もう絶対働かないと言って、30歳、あるまじきわがままぶりと、正直さで笑パン屋の仕事を投げ出しました。

同年代のスタッフの女の子、Hちゃんからは、「実家だからって甘えてんじゃないの?」と厳しいツッコミをいれられつつ、「俺には俺の曲げられない所がある!」と反発していました。親父のやり方にどうしても納得いかなかったんです。

若かったな、30歳の俺。

まー、でも働かないとお金も稼げないし、何より働かずして、実家にいる事が、とっても居心地の悪かった俺は、〝あぐりナビ〟という農業専門の求人サイトで、隣町である高遠町に農家さんの求人を見つけ応募したのでした。

ここから4ヶ月の間、ボスとなる高遠の林さんのもとで、ズッキーニやミニトマトの収穫、クラフトビールの瓶詰め、などの仕事を手に入れました。

林さんの農家、オーガニックファーム88での経験はまた別の記事で書こうと思います!とにかく、めちゃくちゃいい家族でした!!

パン屋の仕事を投げ出し、4ヶ月の間、自然の中で農業に携わり、温かい林家に囲まれて生活していました。

仕事が終わった後は、ひたすら読書をし、朝も仕事前に1時間から2時間ほど本を読んでいました。

1人で過ごす時間がたくさんあったので、コロナのこと、自然のこと、世の中のこと、そしてなにより自分の事を見つめ続けました。

俺は今までどう生きてきた?

これから生きたい本当の生き方ってなんだ?

どう生きれば満足して死ねる?

考えに考えまくったあげく!

わかりませんでした!!!笑

しかし、沸々と湧き出るエネルギーを自分の内側から感じ、情熱、成長への意欲、ただただより良い人生を生きたいんだ、という気持ちが湧き出ていました。

しかし、そのエネルギーが胸の中で渦巻いて、ひたすらにモヤモヤしていました。

この熱、エネルギー、自分の命をどこに向ければいいのか、どう使えばいいのか、わからなかったんです。


そんな悶々とした心で、昨年の長ーい梅雨、じりじりと暑い夏、爽やかな秋を、土と自然の中で駆け抜けました。

そんな俺に11月のある日、転機が訪れました。

それは、最高の仲間と、人生最高のトレーナー、そして、本当の自分と出会う体験でした。

その体験を通して、おれは今までの自分を更に認め、自分で自分を抱きしめることを体験し、自分が自分である事、自分が生まれながらに十分な存在であることを知りました。

簡潔に言うと、「やばい。俺。整った。シャキーン。こんな事あるの?」って本気で驚きました。

衝撃を感覚的なことで伝えると、ハンター×ハンターでウイング先生に無理やり〝念〟を入れられた、ゴンとキルアが念を覚え、一段上のステージで戦えるようになる場面ありますよね、あの感じです。笑

どういう感覚かと言うと、

自分がもう一段上のステージで生きてゆけることを実感しました。目線の高さが変わったんです。

自分のことを愛し、抱きしめ、自分を認められたことで、人と、仲間と、俺が出会う全ての人と、本気で向き合いたいと思いました。

おれは、人が好きで、自分の成長と人の成長に、自分の人生全てをかけて関わりたい。

って心から思ったんです。これが俺の生きる意味なんだ!と。

だから、

俺の中に燃える炎を、人の心にも灯したい。

自分が燃えて燃えまくる。

そしたら自分も暖かいし、周りもあったかいじゃん!暖かい場所には人が集まる。人が人を温め、温められた人が、また人を温める。そんな仲間とともに生きたい!

そんな世の中最高じゃん。

そして、そんな火を心に灯した仲間に囲まれて俺は死にたい。

と、本気で思えたのです。決めたのです。

だから、今このブログも読んでくれる全員に全力で向き合いながら書いています。

おれの炎をみんなに届けたい、1人1人が自分の人生を本当に自分らしく、いきいきと生きる社会。

創り出してぇーなぁ!!!

そんなわけで、家業の太養パン継ぐことを決めました。

まず!!!

自分!

そして、家族!!

そして、太養パン!!!

を最高のものにする!皆がいきいきと、やりがいと、誇りを持って働く、最高の職場にする!心と心が通じ合い、皆が皆を認め合う職場。そんな職場最高でしょ。って心から思ったんです。

おれの炎をスタッフ全員に灯す!!

2021年はそんな出来事からスタートしました。

季節労働をしていた時、本当にどう生きたいか、見つけられなかった。見つけたとしても、踏み出すのが怖くて、きっと踏み出せなかった。

でも、今、自分が人生をかけて生きたい生き方が見つかった。

自分が十分な存在だと知り、自分を認め、人を認めることを決めた、今。

俺は自分が本当に生きたい道への1歩が踏み出すことができました。

2021年。俺。整いました。 

俺は死ぬまで心の炎を燃やし続けます。

みんなはどんな生き方を決めていますか?

おわり

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