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一週間の沖縄旅 帰路 えびの高原~八代

前回の鹿児島のキャンプは最高でした。
強風曇りのキャンプ場を後にし、次に向かうのはえびの高原です。
ここからちょっとずつ速足になります。

えびの高原

鹿児島から北上し霧島神宮の大鳥居を横目にえびのスカイラインを走ります。
この辺りからも開けていると桜島が見えます。

スカイラインの道中はすごく硫黄(硫化水素?)のにおいがする。
久々の硫黄のにおいに謎の郷愁を感じる。
硫黄のにおいや勢いよく流れる渓流を抜け、
開けたところにあるえびの高原に到着。標高が高いせいかちょっと寒い。

別に何か目的があってきたわけじゃないけど、せっかくなので側にある硫黄山に登ってみよう。
と思ったら、火山ガスが出てて入山規制中でした。
韓国岳は開いていたのですが、こっちも入山規制と勘違いしてしまった。

というわけで、その横にある少し低い白鳥山に登ることに。
コースは白紫池→六観音御池→白鳥山山頂。
約1.5時間くらい。

登山口横の沢が白濁していて毒々しい。
硫化水素とかヒ素が混じってるらしい。
支流の綺麗な沢と合流して全部白濁化してゆくのが恐ろしい。

六観音御池まで来るととても大きな杉の木がちらほらと立っています。
屋久杉らしいです。樹齢数百年らしいです。
思わずデカー!って声が出ちゃった。
何百年もここで何を見てきたんでしょう。

白鳥山山頂まで登ると六観音御池と韓国岳が望める良い景色です。
登山って気持ちいいですね。趣味が増えそうです。

途中の二湖パノラマ展望台では白紫池、六観音御池、韓国岳がいっぺんに見える大パノラマでした。最高。

その後無事下山。
良い運動をしたし、ちょうどお昼時だったので昼食。
出店のたこ焼きはとても美味しかったです。

えびのスカイラインより桜島
えびの高原の白濁沢
六観音御池近くの杉の大木 iPhoneの広角で撮ってます。入りきらない。
白鳥山山頂からの韓国岳
白紫池、六観音御池、韓国岳のパノラマ

球磨川エメラルドロード

えびの高原の後は八代市街までひたすら走ります。
まずは白鳥山からえびの市へ下ります。

えびの市は加久藤カルデラの一部で白鳥山を下る途中、
とてもきれいな盆地の景色が見えます。
九州のカルデラ地形は大味の景色を楽しめるのでロマンを感じます。
※写真を撮り忘れました。

えびの市、人吉市の長閑な道を抜けて、球磨川横の国道219号線に入ります。
この道はエメラルドロードと言われているらしい。
球磨川が緑色に濁っていたのでそこからエメラルドロードと名前がついたのかと思ったら違いました。
球磨川の魅力を宝と見立てているようです。確かにこの美しい川と道路は宝ですね。

道中、神瀬石灰洞窟岩戸熊野座神社へ寄ったのですが、
道が崩落していて虎ロープが張られていたため途中で断念。
いろんなところに水害の爪痕が見られる。
道路や川も至る所で復旧工事してます。
私も西日本豪雨の災害を現地で見ているので、応援の意を表します。

さらに川を横目にどんどん走りやっと到着八代市。
登山となかなかの長距離走行でちょっと疲労気味。ですが、もうちょっと走っていたい気持ちもあります。
疲れたけどまだ走りたい。バイク乗りあるあるではないでしょうか?

夜から雨なので今日もホテルに泊まります。
この旅はほとんどホテル泊になっちゃってますね。雨多すぎません?

緑色の球磨川 色は藻の影響らしい?
神瀬石灰洞窟岩戸熊野座神社への道中の沢 かなりの水量
道の駅坂本の桜と球磨川 そういえば今年はまだお花見してない

終わり

今回は文字ばっかりになってしまった。
この日はあんまり写真を撮っていない。
ちょっと疲れが見え隠れ。

でも、えびの高原、加久藤カルデラ、球磨川と
南九州の自然を満喫しつつ、ちょっと怖い面も見ることができて満足です。

次回は停滞と更なる北上。
たぶん次で最後です。

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