見出し画像

H30/10/7「京都国際-龍谷大平安」試合レポート

どうもこんばんは遊撃です。

今回は準決勝の第2試合のレポートになります。序盤から大きく試合が動く展開。大量リードで気持ちが緩んだ訳ではないとは思うが…

平成30年度秋季京都府大会 準決勝第2試合
京都国際7-6龍谷大平安(わかさスタジアム京都)

龍大平安 500 000 010 計6 H9 E1
京都国際 150 000 01× 計7 H10 E2

龍谷大平安スタメン
1中 中島⑧△
2二 北村④
3捕 多田②
4右 水谷⑨
5三 奥村⑯
6一 三尾③△
7遊 羽切⑥
8左 半保⑦
9投 野澤①△

京都国際スタメン
1遊 上野⑥
2二 森下④△
3三 中村⑤△
4左 早⑦△
5右 木村⑮
6一 福岡③△
7中 仲原⑨
8捕 谷口②
9投 酒井⑩△

(○数字は背番号、△は左打者)
龍谷大平安の先発は①野澤。寸評は立命館宇治戦の試合レポートを参照ください→コチラ
チェンジアップも投げていたかも。甘いボールが多く、京都国際打線に完全に捉えられた。
京都国際の先発は⑩酒井。右のオーバースローで、左手を高く上げるのが特徴。手足が長く、マウンドから打席までが近く見えた。ストレートは130キロ後半くらい出てたか?MAX140くらい出ていても驚かない。変化球はスライダーだけは判別できた。若干制球に不安はあるが、球の威力は○

【試合の振り返り】
試合は初回から大きく動く。1回表、平安の先頭中島の遊ゴロを京都国際のショート上野が失策。2番北村が送り、3番多田は中前安打。中島は3塁でストップするが、中継が乱れる間に生還。わずか8球で平安が先制した。4番水谷は左飛に倒れ2死2塁となるが、5番奥村の左翼線適時二塁打で2点目。三尾、羽切は連続四球で満塁とし、8番半保の中前2点適時打で更に2点を追加。9番野澤にもタイムリーが生まれ、この回一挙5点。試合を決めたかに思われた。

その裏、京都国際は1番上野が左越二塁打で出塁。2番森下が送り、3番中村の内野ゴロの間に1点を返す。

2回裏、京都国際は先頭の5番木村が死球。6番福岡はバスターエンドランを試み、これが右前安打となる。7番仲原のバントは内野安打となり、無死満塁。続く8番谷口は、走者一掃となる左越3点適時二塁打を放ち、1点差に迫る。谷口は次打者のとき、第2リードが大きくなり、走塁死。しかし、9番酒井は中前安打を放ち、出塁した。

平安はここで①野澤を諦め、⑩豊田にスイッチ。

豊田の寸評も立命館宇治戦の記事をご覧ください。今日はスローカーブを効果的に使って、相手に狙い球を絞らせなかった。

1死1塁から、1番の上野は死球。2番の森下が送り2死2,3塁。3番中村はしぶとくライトの前にポトリと落ちるヒットを放ち(ライトの水谷がしっかりとスタートが切れていれば取れていた打球)、京都国際が逆転に成功。結局この回5点を挙げた。

平安は直後の3回表に、7番羽切のヒットと2つの四死球で2死満塁のチャンスを作るも、1番中島が一ゴロに倒れ、生かせず。その後、試合は一転して膠着状態に。

5回終了
京都国際6-5龍谷大平安

整備明けの6回表、平安は先頭の8番半保がセカンドへの内野安打で出塁すると、京都国際はここで⑩酒井から①生駒へとスイッチ。生駒は落ち着いて後続を抑えた。

京都国際の①生駒は左のオーバースロー。ランナーが居なくてもセットから投げていた。ストレートはマックスで130キロ中盤ぐらい?球威もまあまあありそう。スローカーブが特徴的で、平安打線に的を絞らせなかった。コントロールも良さそうで、ほとんどストライク先行。テンポも悪くなかった。

平安は7回表にも走者を3塁に進めるが無得点。その裏、京都国際も3塁まで進めるが、4番の早が三振に倒れる。

8回表、先頭の8番半保が左前安打で出塁。9番豊田は送り1死2塁。ここで、この日無安打の1番中島を迎える。

この日の中島は変化球を待ちきれず、引っかけたり、前に突っ込む場面が目立っていた。この場面もそうだったが、振り抜いた打球はショートとレフトの間にポトリと落ちた。これが適時二塁打となり、平安が同点に追い付く。
尚も1死2塁のチャンスだったが、2番北村は一邪飛、3番多田のときに中島は3盗失敗でチェンジ。勿体無い攻撃だった。

その裏、京都国際は先頭の5番木村が中前安打で出塁すると、6番福岡が送り1死2塁とする。ここで、7番仲原に対する初球がワンバウンドとなり、キャッチャーが取れず、ボールは三塁ベンチ前まで転がった。その間に2塁走者が一気に生還。京都国際が勝ち越した。

9回表、平安は三者凡退に終わり試合終了。

試合終了
京都国際7-6龍谷大平安

京都国際が5点差をひっくり返し、見事な逆転勝ち。近畿大会出場を決めた。

【投手成績】(△は左腕)
○龍谷大平安
・△野澤 投球回1と1/3 球数31 被安打5
与四球0 与死球1 奪三振0 失点5 自責点5
・△豊田 投球回6と2/3 球数88 被安打5
与四球0 与死球3 奪三振4 失点2 自責点2

○京都国際
・酒井 投球回5と0/3 球数98 被安打6
与四球3 与死球1 奪三振2 失点5 自責点0
・△生駒 投球回4 球数61 被安打3
与四球1 与死球0 奪三振4 失点1 自責点1

【雑感】
平安は力負けという印象。初回の5点も「奪った」というより「貰った」感が強い。実際、この5点はいずれも自責点ではない。2回以降はヒットは5本(うち2本は打ち取っていた打球)。京都国際の⑩酒井、①生駒の力のあるボールを前に、かなり押し込まれ、走者は出しても返せない展開が続いた。

1回の失点は仕方がないが、2回の5失点は純粋に打たれたもの。エースの①野澤は特徴がなく「左で投げているだけ」という印象だ。仮に3位決定戦に勝ち、近畿大会に行ったとしても、この状態では同じような状況になるのは避けられないか。⑩豊田は早い回からのリリーフだったが、よく投げたと思う。

守備で1つ気になったのは、バントの「決めつけ」だ。京都国際は素直にバントをするだけでなく、バスターの構えをしたり、実際に仕掛けたりする場面もあった。それなのに、一塁手はバントと決めつけて前に出てきていた。そして、バスターを敢行された際に、打球が広く空いた1,2塁間を抜けていった。
場面や状況にもよるが、あまりにも決めつけるのは良くない。様々なことを想定し、それに対応できるような守備をして欲しい。

4番水谷の不調は深刻だ。今日も5打数0安打。全く合っていない。バットのヘッドを内に入れてタイミングを取っているようだが、やはりトップが動く。その分、ほんの少し遅れたり、速くなったりで、適切なポイントで捉えることが出来ていない。しっかりトップを作ることを意識して欲しい。スイングの力強さは文句ない。

京都国際は、初回こそ明らかに浮き足立っていたものの、2回以降は落ち着いて守り、1失点のみに抑えた。⑩酒井と①生駒は見事な投球。この2枚看板は、京都の中では屈指の存在になるかも。

あと、このチームは雰囲気が良かった。初回に5点も取られたら、落ち込むまではいかなくてもちょっと暗くなるものだが、ベンチの選手たちが前向きな声をかけ続けていた。それに呼応するように、試合に出ている選手たちの表情も明るくなっていった。
守備の際は「1アウト2塁はOK!」「2アウト3塁まではOK!」。こういう具体的な声があると、野手はどのプレーが必要なのかを予め考えてから、打球に備えることが出来る。投手も楽な気持ちで投げれるはずだ。
もちろん打線が平安の投手陣を捉えたことが大きいのだが、ベンチの明るさも逆転勝利に貢献したのではないか。

【まとめ】
平安は投手陣の不安を露呈する結果になった。しかし、豊田には目処が立ってきたか。

いずれにしても、3位決定戦に勝たないことには近畿大会もなければ、もちろん選抜もない。勝つことを宿命付けられたチーム。プレッシャーもあると思うが、残り1戦は自分達の野球をして欲しい。

京都国際は近畿大会の戦いぶりにも期待が持てそうな試合内容だった。今日課題が出た試合の入りを、明日しっかりと修正できているかどうかも気になる。ここがしっかりと修正できていれば、チームへの評価は更に上がる。打線はもう1つ非力な面も垣間見えたので、冬の練習でしっかりと振る力を付けて欲しい。

夏に向けて、課題をどう解消し、成長していくか。秋はまだその課題を見つける段階でもある。ミスもプラスと捉えて、練習に励んで欲しい。

P.S.今日のスコアを添付しておきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?