第95回箱根駅伝~往路の結果を基にした復路のシミュレーション(優勝争い)~

こんばんは遊撃です。
箱根駅伝は昨日往路を終えました。まずはその結果を整理しておきます。

01東洋大学   5:26:31
02東海大学   5:27:45 +1:14
03國學院大学  5:29:15 +2:44
04駒澤大学   5:29:59 +3:28
05法政大学   5:31:36 +5:05
06青山学院大学 5:32:01 +5:30
07順天堂大学  5:32:05 +5:34
08拓殖大学   5:32:08 +5:37
09帝京大学   5:33:30 +6:59
10中央学院大学 5:33:32 +7:01
~~~以上シード獲得圏内~~~
11明治大学   5:34:14 +7:43
12中央大学   5:35:26 +8:55
13日本大学   5:35:37 +9:06
14国士舘大学  5:35:53 +9:22
15早稲田大学  5:36:06 +9:35
16日本体育大学 5:36:33 +10:02
17東京国際大学 5:37:15 +10:44
18神奈川大学  5:39:41 +13:10
19城西大学   5:40:10 +13:39
20上武大学   5:42:26 +15:55
21大東文化大学 5:43:07 +16:36
22山梨学院大学 5:44:16 +17:45
OP関東学生連合 5:44:18 +17:47

1区西山の区間賞、4区相澤の区間新記録の好走で後続を突き放すと、5区は田中が1時間12分台でカバーし、見事東洋大が2年連続の往路優勝を決めた。東海は5区西田が区間新記録(区間2位)で追い上げを見せ、首位東洋と1分14秒差の2位に入った。

青山学院は3区で森田が区間新記録を樹立して首位に立つも、4区岩見と5区竹石が本来の走りを見せる事ができず、首位東洋から5分30秒離された6位に終わった。

國學院は浦野が5区で区間新記録(区間賞)をマークし、大学最高順位となる3位でフィニッシュ。法政も昨年区間賞の青木が昨年の自身の記録を上回る走りを見せ(区間新記録・区間3位)、5位に入った。

それではここからは今日の復路を占っていきます。この記事では「優勝争い」を見ていきましょう。

優勝争いで比較するのは往路優勝の東洋大学、2位の東海大学、4位の駒澤大学、6位の青山学院大学の4校とします。ここで使用する想定タイムの算出方法については以前の記事をご参照下さい。

往路の成績
01東洋大 5:26:31
02東海大 5:27:45 +1:14
04駒澤大 5:29:59 +3:28
06青学大 5:32:01 +5:30

まず6区から見ていきましょう。

6区出走予定選手とその想定タイム
東洋大→今西 駿介  59:22
東海大→中島 怜利  58:09
駒澤大→中村 大成  59:04
青学大→小野田 勇次 58:03
小田原中継所時点でのタイム差
東洋大 6:25:53
東海大 6:25:54 +0:01
駒澤大 6:29:03 +3:10
青学大 6:30:04 +4:11

6区終了時点で、東海が東洋に追いつく計算となった。青山学院は小野田の好走で1分20秒近く差を詰めたが、依然として4分以上離されている。

続いて7区を見ていく。

7区出走予定選手とその想定タイム
東洋大→小笹 椋  1:05:02
東海大→阪口 竜平 1:03:37
駒澤大→小島 海斗 1:04:57
青学大→林 奎介  1:03:16
平塚中継所でのタイム差
東海大 7:29:31
東洋大 7:30:55 +1:24
青学大 7:33:20 +3:49
駒澤大 7:34:00 +4:29

東海が東洋を逆転し、1分24秒の差を付けた。青山学院は東洋との差は2分30秒程まで詰めたが、首位の東海とは依然4分近い差がある。東洋を追っていくのが現実的な形か。

続いて8区を見ていく。

8区出走予定選手とその想定タイム
東海大→松尾 淳之介 1:05:02
東洋大→鈴木 宗孝  1:05:53
青学大→鈴木 塁人  1:05:01
駒澤大→小原 拓未  1:05:53
戸塚中継所でのタイム差
東海大 8:34:33
東洋大 8:36:48 +2:15
青学大 8:38:21 +3:48
駒澤大 8:39:53 +5:20

東海が独走態勢を作りつつある。青山学院は、前を行く東洋との差は1分30秒ほどまで縮まったが、東海との差がなかなか縮まらない。

続いて9区を見ていく。

9区出走予定選手とその想定タイム
東海大→湊谷 春紀 1:10:01
東洋大→中村 拳梧 1:11:02
青学大→吉田 圭太 1:10:39
駒澤大→堀合 大輔 1:10:30
鶴見中継所時点でのタイム差
東海大 9:44:34
東洋大 9:47:50 +3:16
青学大 9:49:00 +4:26
駒澤大 9:50:23 +5:49

東海大が総合優勝をほぼ決定づける差を付けた。東洋と青山学院の差は1分10秒。最終10区で逆転なるか。

それでは最終10区です。

10区出走予定選手とその想定タイム
東海大→郡司 陽大 1:10:38
東洋大→浅井 崚雅 1:11:22
青学大→吉田 祐也 1:11:00
駒澤大→伊勢 翔吾 1:10:32
大手町フィニッシュ地点でのタイム差
東海大 10:55:12
東洋大 10:59:12 +4:00
青学大 11:00:00 +4:48
駒澤大 11:00:55 +5:43

最後は2位の東洋に4分差を付けて東海大が初優勝を果たした。巻き返しを図った青山学院大は、東洋大に48秒差まで迫るが、往路での差が大きすぎた。

復路の総合成績が以下になります。
東海大 5:27:27
青学大 5:27:59 +0:32
駒澤大 5:30:56 +3:29
東洋大 5:32:41 +5:14

復路での力は東海と青山学院が抜けている。これだけ差があるので、東洋がこの差のまま大手町まで逃げ切るのはまず難しいと考えて良いだろう。優勝するには、東海のスピードランナーに付いていくしかない。

青山学院は、やはり3位が現実的といったところ。復路の総合成績では東海と32秒差なので、復路優勝は目指せる位置にありそうだ。

以上の事から総合優勝は東海大学、2位東洋大学、3位青山学院大学、4位駒澤大学と予想します。

いよいよ今日全てが決まります。昨日はケガや襷リレーでアクシデントがありましたが、今日はアクシデント無くレースを終えてほしいものです。それでは失礼します。

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