「ルールを作るより、お互いを思いやることが大切だよね」って本当か?

確かにルールを作るとは、考えるのをやめること。
でも、ルールはあるべきだ、というお話です。

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「ルールの形骸化」
それが起こるのは、そのルールの存在意義を多くの人が忘れ、ルールが独り歩きをしているから。そして、なぜ存在意義を忘れたかというと、考えるのをやめたからである。

でも、ルールは必要。

なぜルールを作るのかって、
それ以上のことを考えるためではないだろうか。


例えば、どこかのカップルが、
「異性とご飯に行くときは連絡しよう。」
というルールを作ったとする。

それは、相手を束縛するためではない。
お互いに心地よく過ごすため。
相手のことを他の部分で、もっと考えるためである。

また別のカップルが
「異性とご飯に行くときは連絡するべきか?」
とお互いを思いやって考えている時間に、
前者のカップルは
「どんなふうに連絡したらいいかな?今日はどんな話を持って帰ろうかな?」
とそれ以上のことで相手を思いやれる。

カップルを例に挙げたが、恋愛に限らない。


ルールを作ることは、考えるのをやめること。
でも、考えることは尽きない。
どこまでも考えられる。


一歩先で、相手を思いやるために、
世の中にルールは存在する。


でも、時間が経っていつしか、ルールが独り歩きし始めたら、また相手を思いやって考えるフェーズに入るのである。



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