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亭主元気で留守がいい、とまでは言わないけれど

亭主は元気で、外で働いてくれたほうが、女房は家でのんびりできるということ。


こんにちは、ゆのまると申します。

GW初日、東京はあいにくの雨ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

夫は趣味のカードゲームの新弾発売日ということで、朝から意気揚々とアキバへ。「紙するぞ!」と意気込んで出かけて行った彼を生温かく見送った後は、布団にもぐり込んで悠々と二度寝をキメてお昼過ぎに起きてまいりました。おはようございます。


結婚して四年目になる我々ですが、普段はなかなかに仲が良い方だと思います。

昼も夜も、タイミングが合えば食事は一緒に取るようにしているし、マンション一階のごみ捨て場までごみを捨てに行くのも一緒(たまに面倒な時は、他の家事を理由に押し付けたりもしますけどね)。別々なことをしているとはいえ、同じ部屋で過ごすことも多いし、GWも一日くらいはどこかに出かけようねと話しています。

それでも、もういい年の大人同士。四六時中傍にいたい恋人期間を経て、時々は一人になりたい時もあります。夫の前では取り繕う必要もなくいられるものの、「自然体でいる」と「誰の目もない」というのは似ているようで大きく違います。

こうして昼過ぎに起き出した休日、好物のカップ焼きそばを食べながら私だけが好きな配信者さんの動画を見たり、溜まった洗濯物を片付けたり眠たくなったらお昼寝したり……それは、何にも代えがたい至福のひと時です。


人の最小単位は一人であり、どこまでいっても孤独な存在なのだ、とこれは個人的に考えていることです。

それはたとえ胎盤でつながっていた母子であっても、自身の片割れと錯覚するほど愛した存在でもそうです。一つのリンゴの色ですらどんなふうに見えているかはわからないし、同じ床に就いても異なる夢を見るのですから。

そう考えるようになったのは、以前読んだ、恋愛対象に依存してしまう悩みを解説した本がきっかけでした。

自分と恋人、1+1は2となるけれど、恋人がいなくなるとたちまち0になってしまう。その単純な数式は、私にとっても身に覚えがあるだけにとても印象に残り、「恋人がいないと無になってしまう、そんな人にはなりたくない」と強く思ったのでした。


一人の時間は楽しいし、ほっと一息つける。そこにまったく寂しさがないかというとそんなことはなく、だからこそ二人になるともっと楽しい。

のびのびとした自由と、稀に浮かぶ夫の顔。

そんな気ままな連休初日、まだまだ楽しみたいと思います。ポテチでも食べながら、ね。うふふ。

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