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「言いにくいこと」だから、伝えていかないとね

こんにちは、ゆのまると申します。


結婚二年目の私と夫が普段から心掛けていること、それは「察してちゃん」にならず、意見や要望はきちんと「言葉で伝える」ということです。

「ペットボトルは洗って乾かしてね」「新聞縛ってほしい」など、相手にしてほしいこと/されたくないことはしっかり主張するようにしています。たまに、「この部屋ちょっと寒くない?(暖房つけてほしいな)」くらいの「察してちゃん」は発動しますが。

そうして大きなすれ違いもなく、日々穏やかに過ごしている我々ですが、当然うまくいかないこともあります。月のものだったり、夫の仕事が忙しかったり、そんなことがきっかけで、いつもは大事にしている話し合いを後回しにしてしまうことが結構あります。


このところ、なんともタイミングが悪くなんとなくギクシャクしているなと感じていました。目線を合わせず、他に話し合うべきことがあるのに、別に今でなくてもいいゲームの攻略情報なんかを話題にしたりする。いけないことだとわかっているのに、面倒事から逃げてしまっていました。

祝日だった昨日は、もともと一緒に出かける予定があったのですが、私の中でモヤモヤがピークに達してしまい、急遽キャンセルに。一人の時間を取らせてもらいました。

無心でひたすらゲームのアイテム集めをしつつ、何が嫌だったんだろうと考えました。ずっと取れない胸のつかえ。言いたいのに、言えないことは何だろう、と。

よく、女性の怒りはポイントカードに例えられます。表面上は許したように見えても決して忘れたわけではなく、ある日ポイントがいっぱいになると爆発する。私自身、そんな例えを何度も口にしていたのですが、こうして振り返ってみると出るわ出るわ不満の数々……。自分でも引くくらい、「あれが嫌だった」「これは直してほしい」といったことがたくさん出てきました。


感謝や謝罪の気持ちはわりと素直に伝えられる方だと思うのですが、「ここが嫌」というのを伝えるのは苦手です。

自分が気にしすぎなだけかもしれないし、同じように嫌なところを指摘されると思うと気が引けます。大事なパートナーと腹を割って話すのは本当はとても大切なことなのに、それがきっかけで確執が生じたり傷ついたりすることを考えると、「まぁ私が我慢すればいいか……」と問題を先送りにしがち。私に限ったことではなく、面倒なことからなるべく逃げたいと思うのは、ある種人間のさがなのではないかと思います。

しかしあれこれ考えた結果、帰ってきた夫を捕まえて膝を突き合わせて話し合い。気になったところが改善されるかは別として、話し終える頃にはだいぶスッキリし、また元のようにコミュニケーションが取れるようになりました。仲直りして食べに行った近所のラーメン、美味しかったなぁ。


言いたいことを言えず我慢していると、胸のあたりがきゅっと締まる感じがします。会社の同僚くらいならそのまま飲みこんでしまってもいいけれど、相手が大切であればあるほど、「大事な人なのに何でも話せる関係じゃないのはどうして?」と余計につらくなります。

相手の行動にどこまで干渉してもいいのか、「嫌だ」と感じる自分がわがままなだけじゃないのか。その線引きは難しく、しかし同じ家で暮らす以上はなるべくお互いが心地よい空間を作りたいものです。

やっぱり、「言いにくいこと」こそ伝えないと。そしてできれば今度は、「アナタちょっとお話が」なんて、言う側も言われる側もドキッとするやり方でなくて、もっとスマートにシンプルに済ませたい。

夫婦といえど、始まりは他人。ひとつ屋根の下で暮らしていくのは、なんて難しいことなんだろう……と改めて感じた出来事でした。



ちなみにイライラの一因は、「夫の趣味関連の物(トレカ)が大量増殖し、家を埋め始めたこと」でした。話し合いの後、早速断捨離を始めた夫。
「意外といらないもの多いんだな……」とぼやいているのですが、整理の勢いが激しすぎてちょっと心配……(夫は極端なタイプ)。勢いあまって、大事な物まで捨てないようにね。


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