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過去の実績を手放す勇気は、今の自分を加速させる

こんにちは。Yuukaと申します。
現在、平日は大学で講師をしていて、休日は子どもたちにプログラミングを教えています。

今日は、私の苦い経験から、
過去の実績を手放すことをテーマにお話しさせていただきます。

あともう少し!という手強い執着

あなたの職場や身近にもこんなことグチってる人、いませんか?

こんなにこの仕事に時間をかけてきたのに...
実績を上げるために色々なことを犠牲にして頑張ってきたのに...
あの嫌いな上司に長年、我慢して尽くしてきたのに...

いつか自分の努力が報われることを信じて、
我慢して、自分を犠牲にして、時間を使って、お金を使ってきたのに〜!

あと〇〇年で上司が引退するから、次は自分が出世できる、
もしくはあと〇〇年間、耐えればいい部署に異動できる、

そう思ってたけど、思うような見返りが得られなかった。

多かれ少なかれ、そんな苦い経験は誰しもすることだと思います。

実は私もその一人でした。
価値観がまったく合わない直属の上司(教授)がいて、あと数年で定年でした。

あと少しで解放される!そしたら、自分の天下だ〜!と当時はそう信じてました(笑)

でも、結局、その上司の定年前に、私が病気になってしまって、その大学を去らざるを得なくなりました。

そのときは、もう悔しくて、、
一体なんのために長年尽くしてきたのか、
なんのために耐えてきたのか、
なんのために勉強してきたのか

努力した年月が長ければ長いほど、実績を手放すことは難しいと思います。

でも、しっかりと自分に向き合えば、必ず手放すことができます。

価値はないけど無駄ではない

目に見える実績

  • 売上

  • 人脈

  • 成績

  • 肩書き、ポスト

  • 給料の額

これらは、その組織を去った瞬間にゼロになってしまいます。

私は病気で1年近く療養していましたが、ひとりで黙々と考えてたどりついたことは、

これらに一体なんの価値があるんだろう。。。ということです。

自分を幸せにするどころか、ストレスで自分の体を蝕んでいたモノたちに一体なんの価値があるんだろう。。。と気付きました。

でも、これらがゼロになっても無駄なことは何もありません。すべて必要な経験だったと思います。

さらに、ゼロになったことで、はじめて見えてくるものがあります。
それは「目に見えない、測れない実績」です。

見えない実績は一生モノ

目に見えない無形の実績

  • 信用、愛情、友情

  • 身についたスキル、技術、能力

  • 精一杯やり遂げた!という自信

  • 経験値

しかもこれらは、他の人に惜しみなく伝えることができます。

売上や成績がいくら上がっても、偉い肩書きをもらっても、
それを他者に分けることはできませんよね。

それに気づいたときに、
私は過去の実績や、長年組織に尽くしてきた執着を
やっと手放すことができました。

そして、カタチのないたくさんの実績を持って、新しい道に進もうと決心できました。

手放す勇気は新しいドアの鍵となる

今でも、知り合いのツテで別の大学に勤務はしていますが、
結婚することをきっかけに、今年度で辞めることにしました。

来年度からはフリーランス一本で臨む予定です。

今、休日に子どもたちにプログラミングを教えているのですが、
大学のように50~80人クラスの名前と顔も一致しないくらいの大人数を教えるよりも、

一人一人に向き合い、ご縁があった子どもたちを徹底的に指導して、
成長させてあげることが新たな自分のミッションだと確信したからです。

手放すことで、新しい道が開けてくる。
そして、また見えない実績を積み上げていく。
それって、とても幸せ人生だなって思ってます。

では、最後までお読みいただきありがとうございました。

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