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チャレンジの背中を押してほしい時に読みたい本 silo book 📚

困難に向かい合ったとき、もうだめだ、と思ったとき、想像してみるといい。三時間後の君、涙がとまっている。二十四時間後の君、涙は乾いている。二日後の君、顔を上げている。三日後の君、歩き出している。
本日は、お日柄もよく』原田マハ

新しいことに挑戦するとき、私はいつもどきどきするし、不安にもなってしまう。この小説は少しだけ背中を押して欲しい時に何度も読み返しています。

冒頭の会話はスピーチライターという新しい仕事にチャレンジしている主人公が大きな困難にぶつかった時、彼女の師匠がかけた言葉です。今は大変でも、ちょっと先を見たら視点が変わって、一歩踏み出す勇気がもらえるはず。

スピーチライターとは、政治家や社長がスピーチする際の草案を作ったり、原稿を書く仕事のことです。迷ったり悩んだりしながらチャレンジする主人公や周囲の方のスピーチや、会話にグッと心を掴まれて、言葉の力ってすごいな、と思わずにはいられません。

直接会うよりもテキストでのやりとりが増える昨今。ステキな言葉をたくさん知っているほど、伝え方のレパートリーも増えていくはず。

言葉の力を再確認するための読書も今だからこそ良いのかも知れません。

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silobook📚とは?
東京、中野区にある「みんなが繋がれるコーヒースタンド」silo coffee stand。私から不定期で「よかったら、この時期・こんな時に、コーヒー片手に読んでもらえたら嬉しいなぁ」と思う本をピックアップして紹介させていただいています。これまでInstagramに上げていただいたものを、タイミング合わず掲載しきれなかったものも、私のnoteにも転載という形で順次掲載していきます。

Instagramを見ていただくと、オーナーであるヤベさんのコメントも添えて紹介されているので、より一層味わい深くておすすめです!気になる、読んでみた、など反応いただけたらより嬉しいです🥰(これまで紹介してきた本はInstagramで #silobook というハッシュタグで見れます)


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