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三回転職して色々あったこと 最終回

本当はもう少し手短に話しを終わらせるつもりだったのだが書いている間に長くなってしまった。

前回土壇場で裏切られ、破滅するという鎌倉時代もかくやな状況に遭遇し退職を決めた僕は転職活動開始した。正直言う滋賀県あたりで隠居することも考えたが何だかんだと組織の中で飄々と過ごすのが好きなところもあったので再び会社に属することを決めた。

転職にあたって重要視したのは社の歴史と事業継続性、それとベンチャー企業じゃないことだった。

紆余曲折の転職活動を経て、現在自分は関西のモノづくりの町の中規模な商社で働いてる。毎日遅くまで残ることも無くなったしエキサイティングな企画・案件に出会うこともなくなったけどそれなりにやりがいとお給料を貰える生活を送れている。

時折昔が懐かしくなり、刺激的な仕事ができないかと思いを馳せるが、それに疲れて今の会社に就いたのに何を考えているのかと思う。前職の間にワーカホリックにでもなってしまったのかもしれない。

しかしもう青春は終わろうとしている。これからは自身が得たことを伝えていく世代に入ろうとしているのだから。

これらの経験をして言えるの若い内に多少なりブラックな所で働いておくとその後の会社で起きることは大体自分で解決できるし、問題の規模が矮小に感じてどうって事なくるということだ。

だから就活は何回失敗しても良いし何回辞めても問題無いと思う。結婚するまで色んな人と付き合う人もいる世の中で一回しか就職しないなんて可笑しな話だ。



何回辞めてもいいじゃない人間だもの。

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