見出し画像

【読書感想文】盛り塩の方法をググりたくなる本。「神様の棲む診療所」

※ストックしてたので
 ちょい前の話です。

三日三晩続いた
三回目副反応との闘いを
制したのち、

家の中の荒れっぷりに
遠い目をしながらそれと
目を合わせないようにしている
シマダです。

夫氏は元気だったはずだが…
深くは考えまい。
かみさまの目線で、うん。

◆神様の棲む診療所

この本は、盛り塩の方法を
ググりたくなる本、だ。

比嘉篤は、父親の診療所を継ぐため8年ぶりに東京から沖縄に帰った。元気なおばぁや謎の青年・宮城獅道しか診察に来ない毎日に辟易とする篤。ある日、診療所に朱色の髪の裸足の子供がやってきた。子供は篤のことを知っているようだが、篤に記憶はない。獅道は、その子は庭の枯れかけたカジュマルの木に棲む精霊キジムナーだと言うが――南の島の「神様」たちとの交流を描いた、心温まる物語
Amazonより

ひがちゃん
仲良くしてくれてるのもあり
沖縄にすごく興味を持ったところへ
ふとKindleがお勧めしてきた。

医療の要素はほとんどないけど
お医者さんの立場から
人や神様との関わりが描かれて、
ほんわかあったかい
涙を2、3粒こぼしながら
さくさく読んでいけた。

このところ読んでいた
医療関連の小説は命の重みとか
痛みを感じすぎるものが多くて、

肉食べてラーメン食べて
コロッケ食べて、みたいに

それぞれ美味しいけど
ずしっと来る感じだったから

やーーさしいお出汁の
お茶漬けうめぇええぇ的な
癒しを得られた。


***

以前、ご縁があって
神楽を見させて頂いたことがある。

かぐら、かぐら…

ビジュアル系バンド(ぎゃん懐)


もしくは
銀魂アルな?

と思った程度に
全く馴染みがなかったので、
あわててコレで勉強した。

注)面白すぎるうえにボリューミーで
 時間が盛大に溶けます。悪しからず。

このおかげで、なんとなく
神様という存在には
わりとダメなとこもあって
(むしろすげえダメだとおもう)
愛すべき可愛さもあって
神聖かまってちゃんだったりする

…という印象を持っていた。

神社でご祈祷をしていただき、
アマテラスちゃんの
いじけっぷりを思い出して
ニヤニヤしたこともある。


この
神様の棲む診療所には
愛すべき神様が次々現れる。

悩んでたり
無力さを感じてたり
弱っちゃってたりする。

全知全能!みたいな
感じじゃなくて、
やはりとても身近に感じられる
描かれ方をしていた。

ぎゅってする
神様がでてきたり

もうわたし
神様ってことで、おけ?
かな…ううう…

みたいな準神様がでてきたり、

カルシファーを
ご紹介したいのですが
ハウルの動く城って
見たことありますか?
って聞きたくなる神様がでてきた。

主人公の篤さんには、
たまにもっと丁寧な言葉で
神様と話してよって
思うこともあったけど

こうして感想文にしてみたら
シマダさんも散々な言いようだ。
ごめんなさい敬ってます。

盛り塩のやりかたググります!
すごいのみっけた。

これ買うか🤔
こうやって盛れるんだ!

お砂場遊びみたいに
指で頑張ってたわ…

こちらの本、
続編があるとわかったので、
疲れて心が荒み始めたら
読む用にキープ!!

雨の日のんびり読書や
頭をガッツリ使いたくない日の癒し読書
寝る前読書にお勧めしたい!

三回目副反応との戦いにおいて
ロキソニン神がお与えくださる
束の間の平熱タイムのお供にも
最適でございました。

ロキソニン神
崇め奉りたいほど
世話になったなぁ、、、

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?