見出し画像

【人体実験】時計がない状態で人間が洞窟に隔離されると何が起きるのか?


①はじめに

皆さんは、当たり前ですけど、お父さんとお母さんから生まれて
学校に行ってから、就職して、いつかは死んでしまいますよね。

その中で、僕たちがずっと気にしてみているものっていったいなんでしょうか?

それは、時計です。

画像2

僕たちは、特にですけど学校に行ってから、今何限目とか
社会人になってからは、今って、何日の曜日で
今日日曜日だから休みだと気づくように
かならず時計を見ますよね。


時計は、僕たちが今、何日の何時で何曜日だということを教えてくれて
もっと詳しい時計だと気温がなんだったりなど、今僕たちが生きている瞬間を教えてくれます。

そして時間は、僕たち人間に平等に与えられていて
1日は、太陽がのぼって、沈んで月が出て、また太陽が昇ったときに24時間だと言われていて
そして、それが365回起きると1年になると言われています。


ところで、皆さんって、なんで1日が24時間か知っていますか?

画像3

もともと、古代の人たちは、生まれたときには、時間という概念すらなく
なんとなく1日とは、太陽が昇って、沈んでから夜になるということしかわかりませんでした。

しかし、古代エジプトになってから、人間は自分たちが今いる時間は一体何時なのか?
ということが気になりだし、1日の時間を図るために常に夜空に出る星を使って自分たちの時間を決めるようになりました。

画像4


なんで、星を使ったのかというと、星は、基本的には位置は変わらないため、ある星は時間が24時間立つと、まったく同じところに再びやってくるので、古代の人たちはこの星の位置で時間を決めることを行いました。

そして、星が回って、再び同じ位置にやってきた時を1日とし、
今、どれくらいの時間が今立っているのかを人間は知ることができるようになったと言われています。

さらに人間はより正確に時間を図るために
太陽が空の上を時間とともに移動することから
それを利用した日時計を作り
そして、古代ギリシャの天文学者ヒッパルコスによって1日が24時間と決められたと言われています。

ダウンロード

なぜ1日が24時間なのかというと、
古代の人たちは数字を数えるときに、指で数えていましたが
それがかなり独特で、親指以外の関節を触れることで数えており、人間の親指以外の関節は12個のため、昼と夜の時間をそれぞれ分けて数えると12×2の24となり、今、現在、僕たちがよくみる1日は24時間になったと言われています。

画像5

そんな感じで、僕たち人間は、太陽が昇って月が出て、そしてまた太陽が昇る1日という時間をなんとなく過ごしていてわけですけども


もし、その時間を僕たちから奪ったら一体、どんなことが起きるのでしょうか?

②動画投稿者のユウキです

どうもユウキです。
時間って、皆さんはいつ頃気にし始めていますかね。
僕は、小学校までは、全然気にしていなかったんですけど
中学生ぐらいから、なんかわかんないですけど気にするようになりましたよね。
多分受験勉強なんやかんやで気にするようになったんだと思います。

そんなことはさておき、今回話していく内容なんですけど
皆さんって勉強や仕事をするときに必ずと言っていいほど
時間を見るために、時計だったり、スマートフォンやあとは人から、今何時?とか聞きますよね。

画像7


今回は、そんな時間をわかるものを現代の人間から取り上げたら一体どうなるのかについて
実際に歴史的に行った実験を紹介していきたいと思います。

それでは行ってみましょう。

③「洞窟で隔離された女 ステファニア・フォリーニ」

1969年。アメリカ。
アポロ11号よって、初の人間が月面着陸できることが証明されて、
そこからさまざまな国がこぞって、有人ロケットの開発が行われていました。

画像7

そういった、宇宙科学が発展していく中、ある日、一つの疑問点が生まれてきました。

宇宙では、地球と違い、24時間おきに太陽が昇ったり、沈んでいくわけではないため、長時間宇宙にいた場合、体のホルモンバランスや体温、そして精神的には一体どうなってしまうのでしょうか?


宇宙科学分野ではこういった人間が長時間宇宙に滞在したときにどうなってしまうのが問題となり
宇宙飛行士を宇宙のかなたに送るときにできるだけこういったことを知っておきたいということが当時の宇宙科学の疑問点でした。

画像8

そこで、長時間太陽や時間が分からない状態にしたら人間は一体どうなってしまうのかについて調べるために
1989年、1月13日。
NASAとそのほか様々な研究者によって実験が考えられ、実験の候補者を募り、20人によってある実験が行われました。

実験の内容ですが、アメリカのニューメキシコ州にある
ロストゲイヴと呼ばれる光も音もない150mのバカでかい洞窟で
人を隔離したら一体どうなってしまうのかという実験を行いました。

画像9


洞窟には十分な食料やそれを食べるためのテーブルや椅子
そして、ライトが用意されており、普通に生活できるよう準備がされていて

また、それだけでは退屈のため、400冊の本やギター、そして外部と連絡が取れるようコンピューターもあり
人間が普通に生活できるすべてのものが存在してます
この実験の目的である時間が分からない状態にするために

唯一、時間が分かる時計だけがこの実験では準備されませんでした。

画像10


そうして、実験が始まり、光も音もない洞窟で約4か月間、20人生活することが行われました。
はじめは、20人ともども元気で普通に過ごしていましたが、しかし数日後徐々にある異変が起き始めていました。

その参加者20人の一人でステファニア・フォリーニという女性は
洞窟のような環境でも自分は生きていられるのかという自分の限界を試したいという理由で実験に参加した一人です。

画像11

彼女は、洞窟の中にいるときに、天井が落ちてきて死ぬのではないかとはじめは不安に思っていましたが、
徐々に次第に慣れていき、普通に洞窟内で生活して外にコンピューターを使ってこの情報を発信していました。

しかし、数日後、彼女には顕著にその異変が起き始めていました。

普通人間は、日が昇って、朝起きてから、夜眠くなるのですが
洞窟内ではその朝や夜がなく、時間を知らせてくれるものが特にないため
彼女が眠りにつく時間が日に日におそくなり、
起きている時間が16時間から24時間、28時間、そして30時間とだんだんと長くなっていきました。

画像12


また、彼女が寝てから14時間睡眠をとったこともあったが、たった2時間と感じたり、7時間半のインタビューをした時も、体感時間が1時間だったりと次第に体の時間の感覚が失われて言っていくといった現象が起き始めていました。

さらに彼女の食生活も次第と変わってきており、はじめは1日3度の食事をしていましたが
次第に時間の感覚がなくなっていくことから
3度の食事の間隔がだんだんと長くなっていき、次第とモノを食べなくなっていって、徐々に体重が落ち始めるといったことが起き始めました。

このように徐々に徐々に
彼女の体には様々な異変が起き始めていきましたが
ある日突然この実験は終わりを告げました。

ある日、ステファニアがコンピューターで
外部にメッセージを送っているとあるメッセージが送られてきました。

「ステファニア、真の冒険は果てしなく続く。冒険に終わりはない。今は1989年5月22日の午後6時40分である。君は131日間を隔離状態で過ごした。孤独の旅から帰っておいで」
このメッセージを見たとき彼女は、不思議そうな顔をして
メッセージを返しました。
「どうして?」
彼女は、もともと洞窟に入ってから自分で時間を数えていてまだ2か月しかたっていないと思っていました。
しかし、実際はすでに4か月たっており、メッセージを続けているうちに彼女は、自分が洞窟の中で数えていた時間よりも、倍の時間洞窟に入っていたことが分かっていきました。

画像13

こうして実験は終了し、長かった洞窟での生活が終わりをつげ、
彼女が洞窟から出てきたときに彼女は太陽を見たときに
「わあ、すごい、太陽大好き。なんてきれい」といったらしいです。
その後、彼女たちの健康状態や精神状態を調べた結果、
彼女の体の健康状態は良好でしたが、食べる間隔が徐々に長くなっていったことから体重が7.7㎏減少し、ビタミンDが不足していたと言われています。

また、精神状態も、実験の影響が残っており、物事に集中できなかったりなど、若干影響があり、20人のうち何人かはうつ状態になったと言われています。

画像14

こうして、実験は終了し、実験の被験者はほとんど問題なく実験が終わりました。


しかし、この実験の8か月たったころ、再び別の洞窟で
同じような実験が行われました。そして、ここでは、実験に参加している一人の女性が111日間洞窟で過ごした後、自殺しました。

自殺の原因については、洞窟で過ごしたことが原因なのかはわかりませんが、実際に人間は体内時間がくるってくると、精神に関係するホルモンバランスが悪くなっていくため、精神面でもろくなるということが分かっています。
そのため、もし人間が宇宙へ旅立つときがやってきたら
こういった精神面での問題が起きてくることがこれらの実験で分かっていきました。


画像15

しかし、逆に普通に生活しているときならば、普通に朝に起きて、
普通に夜に寝たほうが僕たち人間にとってそれが最適な生き方なのかもしれません。

④最後に

いかがだったでしょうか?
ちょっと今回は、時間と人間と健康の話についてを絡めて
動画を作ってみました。

まあ、人間っては、普通生まれたときは、
朝起きて、夜寝る生活をしているんですけど、
だんだんと、なんでかわかんないですけど
夜更かし溶かしちゃう生活になってしまいますよね。

で、夜更かしした次の人か
すごく眠たくて、仕事や勉強に身が入らないとかになってしまって
いらいらしちゃうので、
皆さん、まじで夜ちゃんと寝ましょう。

本当に睡眠は大事ですね。

こんなことは言いつつも、僕は一応、夜には寝るようにはしてますけど
たまに不安になって起きてしまうことがあったりしますね。
その時はまあ変なことを考えてるんでしょうね

そんな感じで、皆さんも寝れないときは、心をね。
無にして寝ましょう。

さてさて、今日の動画をこれで終わりたいと思います。
皆さん楽しんでいただけたでしょうか。
これからもね頑張りたいと思います。

ご視聴ありがとうございました。



この記事が参加している募集

自己紹介

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?