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リアルブラックジャック!? 人を安楽死させる医者とは!?【ジャックケヴォーキアン】

はい、おはようございます。
どうもユウキです。

最近、秋になって寒くなってきましたね。
さむくなるとね。なかなか、部屋から出ることがちょっと嫌になってくる季節なので
まだ早いですけど、こたつなどでゴロゴロしたくなりますよね。

ゴロゴロしてし待ってついやっちゃうのが
ゲームだったりとかこのyoutubeなどの動画を見ちゃったりとか
まあ、あと本や漫画を見てしまう人が多いと思います。

ちなみに、皆さんはどんな漫画や本とか読みますか?
僕はね。
こういった漫画とかも読むし、本とかもいろいろと読むので
これっていうのは上げられないんですけど
最近見ているのは、作者 たつ ゆきのぶさんの
「だんだだん」とか見てますね。

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あのちょっと途中崩れる絵とか人や怪物が加速している表現がほかの漫画と比べて
うまいし、めっちゃすごいなと思えるのでよかったらそういうところを見ていただけると面白いなかなと思います。
あと、本当に昔から好きな漫画は、ドラえもんだとかブラックジャックなどの
知らない人があまりいないとされる漫画がやっぱり好きですね。


そんな基本的に漫画に必ずと言っていいほど出てくる人間ですが
その漫画の中の人物には実際に存在した人間をモチーフにした登場人物も存在します。


例えば、有名漫画のワンピースに登場する人物、エドワードティーチなんかはもともと実際に17世紀にインドとカリブにいた海賊だったり、
漫画、るろうに剣心に登場する、斎藤一などの新選組は実際に歴史にいた人たちだったりします。

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このように漫画では様々な実際にいた人物が出てくることもあり、歴史的にその人物を知ることができて、かなり面白いのですが

でも、時には漫画で描かれてしまった人物が時には現実に存在してしまうような逆なことも存在します。

Blackジャック

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ブラックジャックは作者 手塚治虫先生が手掛けた1973年から1978年の5年間、週刊少年チャンピオンに掲載された漫画で主人公の天才外科医のブラックジャックがストーリーの中に登場する様々な病気あるいは事故によって、ケガをした人を直すというストーリーになっています。

そして、この漫画には主人公のブラックジャックに対して
患者を直すべきではなく、安楽死させたほうがいいという考えを持ってた人物も登場します。
その人物とは、白い死神と呼ばれる ドクターキリコという人物です。

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ドクターキリコは、ブラックジャックとは反対の人物で、重傷を負って回復の見込みがない人や本人が死ぬことを望んでいる人に対して患者の頭に特殊な電気を流して、人を安楽死させるといったことをしています。

このようにドクターキリコは人を治療させるのとは反対に、苦痛から人を解放させるために人を安楽死させている登場人物なのですが
実は、ドクターキリコのような人物がブラックジャックが連載終了後、実際に現れてしまったのです。

リアルブラックジャック!? 人を安楽死させる医者とは!?【ジャックケヴォーキアン】

1928年5月。
アメリカのミシガン州にアルメニア移住民の子供として
ジャック・ケヴォーキアンという人物が生まれました。

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彼は成長して、ミシガン大学を卒業した後に病院などで医者として働き
人を助ける仕事をしていましたが、1980年になってから彼は人を助ける仕事ではなく、どうやったら人を苦しまずに安楽死させることができるのかという研究を行うようになりました。

そして、1989年。ブラックジャックが連載終了から約10年後
彼は、本当にドクターキリコのように人を安楽死させる装置を作ってしまい
もう助からない末期がんの患者に対して自殺を助ける活動を行うようになりました。

ケヴォーキアンが考案した自殺装置は、タナトロン (Thanatron) とマーシトロン (Mercitron) の2つの装置があり、タナトロンはギリシャ語で死の機械、マーシトロンは慈悲の機械という意味でなずけられています
タナトロンは患者に点滴装置を取り付け、患者がボタンを押すとチオペンタールと呼ばれる麻酔で使われる物質が体の中に投与され、患者がこん睡状態になった後に塩化カリウムが体の中に投与させれて、最終的に患者が心臓発作で死ぬという装置で

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マーシトロンは一酸化炭素入りのシリンダーに接続されたマスクを患者にかぶせ、患者が一酸化炭素を吸うことで一酸化炭素中毒になり、死ぬという装置です。

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ジャック・ケボォーキアンはこの2つの装置を使い、最終的に死ぬまで130人に及ぶ患者を殺していることから周りから「死の医者」「殺人医者」などと呼ばれ、世界的にこのように、人の自殺を助けることが議論されるようになりました。

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しかし、1998年になって、事態が一変するようになります。

1998年にアメリカの60minutesという番組で
実際に彼がALS、筋萎縮性側索硬化症と呼ばれる
筋肉が徐々になくなっていく病気にかかった患者に対し
自殺装置をつかった安楽死を放送したのですが
患者は筋肉が弱りすぎていてボタンを押すことができなかったため
なんとジャック・ケボォーキアン自身が装置を押して患者を殺すといったことをやっていたことが番組で放送されてしまいました。

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そうなると患者自身が自分の意志で
装置を押して自殺をしたわけではなく、ジャック・ケボォーキアン自身が
装置を押して患者を殺したということになるため、この放送直後、ジャック・ケボォーキアンは第一級殺人罪でつかまってしまったのです。

その後、2007年にジャック・ケボォーキアンは体調不良が原因で
仮釈放後、かれはこの自殺装置を使った自殺をすすめる活動をやめたのですが2011年に彼が死ぬまで患者の安楽死の進める活動をしていたとされています。

こうして、2011年にジャック・ケボォーキアンは死ぬまで本当にドクターキリコのような人生を歩んでいてこのように漫画のキャラクターが、本当に実際に現れてしまうこともあったりもするのですが
果たして、それが本当に世の中に役に立っているのかは、その人次第なのかもしれません。

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いかがだったでしょうか?

まあ、安楽死っていいか悪いかっていうのは
正直よくわからないんですが
僕は、安楽死じゃなくてもいいかあ、命の限り行きたいなと思っちゃいますね。
ただ、この話の面白いところは
手塚治虫さんのブラックジャックが連載終了後にこういうこと人物が出てきちゃっているのが
面白いところでこのジャック・ケボォーキアンってブラックジャックを読んで参考にしたのかなと思っちゃいますよね。

皆さんは、実際に実際に現実に現れてほしいという漫画のキャラクターはいますかね?
僕は、やっぱドラえもんかな?何でもしてくれるので、皆さんも実際に現実に現れてほしい漫画の人物を教えていただけると嬉しいです。


以上ユウキでした。

これからもよろしくお願いします。



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