【 驚き】作者と読者のシンクロ

Self Innovation Progranを受け、過去から現在までの自分を振り返っていた時に、突然、高校時代に途中まで読んでて止まっていた漫画を無性に読みたくなり、メルカリで全巻買った。

彼氏彼女の事情、という少女漫画だ(笑)

高校時代に、クラスに出回ったもので、妙に共感できた(ヒロインがメチャタイプだった)

帰国して毎夜1冊づつ読んで行ったのだが、スピリチュアラーと会ってスピリチュアルとZONEについてや、2001年宇宙の旅やエヴァンゲリオンなど、作者は明らかにこういう世界を見えてるよねみたいな話をした日の夜に読んだ巻で、脇役キャラのバンドのボーカルが突然ZONEに入って音楽に目覚める話が出てきて、うわ、この人もこういう世界見える人なんだ!よりによって今日のこのタイミングで出てくるんだ!とゾッとした。

昨日、最終話を読んだが、ものすごくハッピーエンドで嬉しくなった。

それにしても当時の私がどうしようもなくこの漫画に惹かれたのも、未来の私を見越していたようですらあり、創作に宿る作者の魂は読者と繋がるものがあるんだなと言うか、創作には魂が宿るというのはホントなんだなと思った。漫画は言語メディアだが、音楽や抽象画にも、そういう魂が惹かれ合う世界がある気もする。惹かれ合う作者と鑑賞者が語り合うと実は同じ過去を持ってたりすることがあるのかもしれない。非言語だが伝え合えるものが確かにある。

また、作品は時間軸を超える。過去でも未来でも、時間軸と違う3次元で触れ合うことができる、思いが時を超えて共鳴するみたいなことが起こる。

時空の数式を作る時に、この感覚はヒントになるんだと思うのだ。まだうまく表せないのだが、時間軸をぺろっと丸めて同じ思念の接触点を重ね合わせると円錐になる感覚。

どんな数式になるのだろう。