沖縄の北の方にある世界遺産
今帰仁城跡へ歴史散策へ。

かつて琉球時代
国は三つの栄えた勢力に分かれて
北部、中部、南部をそれぞれ
当時の権力者が治めていたそうです。

その中で北部を収めた人々が
住んでいたのがこの今帰仁城跡。

お城の背後は川に面した崖で
攻め込む事は不可能。

そして前面や側面からの侵略に備えて
川の流れに沿って
高い城壁がぐるっと取り囲む
不思議な光景でした。

敷地内には初めてみる珍しい
黄色の彼岸花が咲いていたり
綺麗な何種類もの蝶々が飛んでいたり

沖縄では神聖な祈りの場所
御嶽があったりと、

同じ日本なのにやはり
異国感がそこかしこにある
不思議な空間。

このお城の城主はある時

中部から侵略軍が攻めに来ている

という情報を知り
最も信頼していた部下に促され

城を守るために
自ら城壁から出て戦いに出ました。

しかしその部下は実は
中部と繋がった裏切り者で
その隙をついて中部の軍が城を侵攻
残念ながらそのまま敗北。

今帰仁城及び北部は
中部の統治下となりました。

詳しい歴史などはネットで調べたら
すぐたくさん出てくると思うので
省きたいと思いますが、

当時の北部の王は
ひどく傷付き悲しんだまま
亡くなっていったそうです。

それはそうですよねーと思いながら
ぐるっとみながら回っていると

火の神様を祀る建物がありました。

ローマに行った時にも
居住区とされていた遺跡のなかには
火の神様を祀る祭壇があって

不思議な事に他の祭壇は無いんですよね。

なぜかどちらも火の神様だけ。

これから思うにやっぱり
昔の人々にとって
火は役にも立てば災害にもなる
扱いづらいものだったのかなぁと思いました。

実際はどうか知りませんけど。笑

イタリアと沖縄っていう
こんなにも物理的に離れた場所で
同じような文化がみられて面白かったです。

ちょうどお昼の12時ぐらいで
日差しの強さにばてばてだったので

今度はちゃんと日傘かパレオをもって
日光対策をしてゆっくり回りたいです😌

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