YUUMI

2018年8月 やりたいことをやるために、子供2人を連れて東京から淡路島に移住。 子連…

YUUMI

2018年8月 やりたいことをやるために、子供2人を連れて東京から淡路島に移住。 子連れ逆単身赴任。あらゆる固定概念を払拭して生きる在り方を。 その日その日に思いついたこと、思い出したこと、考えたことなどざっくばらんに綴っています。

最近の記事

その声は大きいのか

自分の声が一番よく聞こえるのは自分だ。 その声を、その言葉を発している意味も一番理解しているのは自分だと 何の疑問もなくそう思っていた。 「あなたなんか嫌い!大嫌い!」と大声で叫んだ時 その先から 「あなたが嫌いでも私は好きだよ」と返してくれる人がいて そして 嫌いなのは”あなた”ではなく”自分”だと気が付く。 誰かに向けている嫌悪感や苛立ち全ては 自分がうちに持っている感情の投影だ。 ブルブルと震えながら威嚇してくる生き物に より恐怖を与え追い払うのではなく

    • 私の価値

      木を切り 草を刈り 土を耕し 種を撒く 水をあげ 草を刈り 花を摘む 実をとり 種をとる 野菜を育て 杭をうち 家を建て 道を作る 竹をきり 紐で結ぶ ひよこに餌をあげ 木の虫をとる 手で触って 匂いをかぎ 味を確かめる 雨を 風を 光を 浴びて 汗をかく どんなに未熟でも たくさん失敗しても かっこ悪くても 効率も生産性も便利さも簡単さもいらない 自分の足で立ちたい 今はその想いだけでいい 生まれて初めて心の奥底から感じる自分の価値は すぐそこにあった ただそこ

      • 2年前には言えなかった言葉

        いかに時間と労力をかけずに効率よく生きる。仕事も無理し過ぎず、そこそこやりがいがあればいい。youtubeや読む本も、簡単に○○できる方法。時短レシピ、仕事効率化…。子育ても、ベビーフード、子供が泣き止む動画、育児が簡単になる本…時短商材ばかり探していた。 その先にあるのは何? 時間と労力をかけずに求めていたものは何? 時間と労力をかけずに、待っていた結果は、できない自分へのイライラと不安だ。簡単にできるツールが増え、できないことが増えていく。依存した仕組みやツールが変

        • 忘れないようにしたい

          少しだけ長く一つのことをやっていると、当たり前にそのことの知識や経験が増えていく。 当たり前のように今わかっていることが、昔はわからなかったことを忘れてしまう。 そしていつか 「そんなことも知らないの?!」 と悪気もなく驚く。 いつまでも何度でも一からではなく0から説明できる人でありたい。私がそうしてもらって救われたように。

        その声は大きいのか

          あなたは何者か。

          Seedbedという場所を創っていてふと思った。私たちが創りたいのは場所ではない。 “居場所”だ。 居場所とは、人が集まる場所ではない。 自分が居る場所。自分が居ていい場所。 それは、まず自分の存在を自分の中に創ることから始まる。 そして、誰でもない自分が「最高だ」と思う瞬間を大切に積み重ねていくことで創られる。誰に何を言われようが、場所や関係に依存せず自立した自分を愛する心だ。 そんな居場所を自分の中に創ることができるツールが、Seedbedという場所だ。流れる汗も

          あなたは何者か。

          場所づくり

          わたしはSeedbedという場所づくりを通してビジョンの実現を目指している。共創循環型ファームビレッジ。サスティナブルなアイでつながる社会だ。 場所はあくまで場所だ。そこに人間がいなくてはならない。そして人間に必要なのは居場所だ。居場所とは場所ではなくて人間だ。 では、場所なんてつくる必要ないじゃないか。 そうではない。あくまでもツールだが、居場所という名の人間を作るのに最高のツールが場所づくりなのではないかと最近思っている。 居場所とは、人間であり、何かを愛する自分

          場所づくり

          私たちは大きな勘違いをしているかも。

          過去→現在→未来 一般的な時間の流れの認識はこう。 いや、待てよ。 時間は未来から今にやってきて、過去になる。 だとしたら過去を考えたところで、もう過ぎている。 であれば、未来をどうするかでしか今はやってこない。 過去から考えた今は過去だ。 未来→現在→過去 過去は積み重なれば大きな波となり、歴史になる。 歴史を学ぶのは未来を考えるためだ。 過去や経験にとらわれずに、 未来を考えよう。 そしてその決断は歴史から学ぶものだ。 そうすれば今がある。

          私たちは大きな勘違いをしているかも。

          変わったね。

          変わったね。 淡路島に移住してからさんざん言われたこの言葉。 この言葉にはいろいろなニュアンスが含まれている。 今私が何をしているかを知りたいと思わなくて、 東京で働いていたころの私を知っている人は、 少しだけ残念そうに、少しだけ見下すように、別の世界にいっちゃったね。 という意味を込めて”変わったね”と言う。 私のやっていることに興味のある人は、 ”変わったね!”と嬉しそうに言う。 私が何をしていようが関係なく、私を理解しているひとは、 ”変わらないね”と言う。 言

          変わったね。

          ワクワクの正体

          嫌いなものは嫌いだ。 嫌いなことをするのが嫌いだ。 嫌いな人は大嫌いだ。 好きなものが好きだ。 好きなことをするのが好きだ。 好きな人は大好きだ。 私は優しくない。 誰かのために優しくなんかなれない。 努力なんてできない。 でも、最近わかってきたことがある。 私が嫌いなのは、知らないからだ。 嫌いなことに理由はない。理由がないから嫌いなんだ。 汚いから臭いから痛いから気持ち悪いから。 でも汚いのにもその臭いにも痛みにも、その気持ち悪いのにも理由がある。 嫌いなもののルー

          ワクワクの正体

          私たちが創っている未来〜Seedbed Project〜

          何の経験も知識も持ち合わせていない私たちが目指して創っている未来は、たくさんの人の夢や思考が詰まっているものなのかもしれない。 と、思わせてくれる本の抜粋をいくつかメモ。 ーーーーー 農的生活を中心に、共通の思考を持った仲間や地域のコミュニティを一緒に環境の問題を解決していく。それがパーマカルチャーの最終的な目的であり醍醐味なのです。〜パーマカルチャー菜園入門より〜 「未来」を作るためには何が必要になるか。まず一つ目は「夢」。これはどういう世界を作りたいのかのビジョンであ

          私たちが創っている未来〜Seedbed Project〜

          愛と尊敬

          好きになっちゃいけない 好きにならない方がいい理由を探し始めたら もう好きになっていて 嫌いになりたくない 嫌いにならない理由を探し始めたら 別れが近い ここまではまだエンターテイメント 俯瞰して楽しめる領域 ふと気がついた時 好きな時も 嫌いな時も 笑い合って 言い争って 近くにいても 遠くにいても その人がその人のまま 自分の世界に存在してくれることが たまらなく愛しい それはもう愛していて ふとその愛に気がついてから、 その愛を噛み締めれば噛み締めるほど 尊敬

          愛と尊敬

          意志による楽観

          私の姉は中学1年生から習い始めたヒップホップダンスを生業としてダンス教室の先生をしている。 お尻近くまである長く真っ黒な髪に、細かいパーマを全体にかけ、派手な洋服をまとい、大きな声と豊かな表情で笑う。日本人離れしたその姿と表現力は誰もが引き込まれる。シャイとはかけ離れた人懐っこさとその明るさは、天真爛漫という表現がぴったりだ。 ただ、その天真爛漫さは天性のものではないことを私は知っている。 明るさを誇示する彼女にはそう在りたいという意志があることを。 姉は大好きな人との

          意志による楽観

          世界は広くない

          ニュージーランドに留学していた1年間のうち、 初めの半年間、よくつまづいて転んだ。 何かを変えたくて、 とりあえず行動してみたファームステイ。 おじさんにその話をした。 「それは君の気持ちに何かつっかかりがあるからだよ」 「潜在意識が身体の動きに出てるんだよ」 ファームステイからもどり、 同じ国・同じ地域圏でつるむ学生寮をでて、 ホームステイをすることにした。 それから一度もつまづかなくなった。 留学で学んだことは、 広い世界のどこに降りても、 降り立った場所は小

          世界は広くない

          トトロのぬいぐるみ

          ハロウィンが終わるとすぐにクリスマスツリーを飾りたくなる。 小さなころ、リビングには、母がキルトで縫ったクリスマスツリーに、 電飾が絶え間なく光っていた。 母の好きなクリスマスソングが何度もリピートされ、 私は口ずさむ母を見つめていた。 クリスマスイブには必ずショートケーキを焼いてくれた。 少しパサついたスポンジと自分で泡立てた生クリーム。 サンタは眠りについた枕元ではなく、パーティをしている最中に、 ピンポーンとチャイムを押してやってきた。 毎年絶対見つけてやると

          トトロのぬいぐるみ

          タワーマンションの上層階に住む子供は成績が伸びない

          今なら理解できる気がする この理由が 私の父が言っていた 「今の若者の感性が育つわけがない。」 感性とは物事の性質に感情をのせることだ。 そもそも物事の性質を知らなければ感情をのせて表現することなどできない。 太陽・風・土の匂いや温度 動物・植物・虫の感触や音 触る・味わう・嗅ぐ・見る・聴く 今の若者は知っていると言う ネットで情報を検索しただけで。 でもそれは知らないことと一緒だ。 実感を伴っていない。 秋の匂いを知っている? 田んぼの稲を収穫した後の、田んぼを燃

          タワーマンションの上層階に住む子供は成績が伸びない

          どう在りたいかを考える

          尊敬するパーマカルチャーデザイナーのチコさんに教えてもらったこと。 「何をやりたい・こうなりたいとは別に、 常にどう在りたいかを持っているといいよ」 目標ややりたいこと、なりたい自分は 社会の状況やその組織の中で 役割を担うことで変化する 一方で 関わる人が変わっても 社会が変わっても 住む場所が 環境が 世界が 変わっても どう在りたいかをもっていれば いつも在りたい自分でいられる。 どう在りたいかを持っている人は 強い。

          どう在りたいかを考える