私は伯母の息子でした

え~とですね。
誤解なきように申し上げておきますが、私は別に伯母のところから今の両親のところに養子に来たワケではありませぬ。
そしてついでに言うなら、戸籍上の性別は女子(おなご)に間違いありませぬ。

。。。って書いたら、コレはもうネタバレですよね(笑)

はい、私は伯母の息子だと思われていた時があった。。。ようです。


伯母というのは母方の伯母です。昔、隣県で開業美容師をしておりました。
今でこそお正月の挨拶くらいでしか訪れませんが、子どもの頃は家族で月1単位でお邪魔していて、その他にも、私がひとりでお世話になることも多く、髪の毛はいつも伯母に切ってもらっていました。

伯母夫婦には息子がひとりおります。つまり私の従兄ですが。私より4つ年上で、色が黒くて(というか頑張ってガンガン黒くなっていた。今でもそこそこ黒い)、私は対照的に白いらしいです。黒まんじゅうと白まんじゅうとか言われたもんですが、現在は奥さんとで夫婦オセロになってます(笑)。


話を戻して。これは、まだ私がホントに幼い頃の出来事なのですが、伯母がこの話をしてくれたのは、確か私が大人になってからだったと思います(相変わらず確証はない)。


***

〔ある時、伯母宅にて、伯母家(おばけではない)と我が家の会話〕


伯母「(前略)そう言えば、その時、久しぶりに○○さんがお店に来てくれてね。

   『息子さん、お元気ですか。もうずいぶん大きくなったでしょう?』

   って気にかけてくれたんだけど、

   ウチの息子と会ったことなんてあったかしら?って思いながら

   『もう高校生なんですよ~』って言ったら、

   『あら!もうそんなに大きくなったの!』ってすごく驚かれたのよ」


母&私「へぇ~(←‘3へぇ’くらい)」


伯母「そしたら、

   『よく、その(自宅への)入り口のところから覗いていましたよね~』って。

   『ウチの息子は店に顔を出すなんてことないですよ』って言ったら、

   『あら!でも、よく色の白いぼうやがいましたよね?』って。

   『え~!息子はお世辞にも色が白いなんて言えないですよ。

    真っ黒ですから』って言ったら、

   『あらぁ~?でも色の白い、髪の短い、

    目のクリッとした男の子がよく覗いていたと思うんですけど』

   って言われて、

   私も『あっ!』と思ったのよね」


母&私(既に笑いを堪えてプルプルしている状態)


伯母「それで、

   『あぁ!あれはウチの息子じゃなくて、妹のとこの娘で姪なんですよ~』

   って言ったら、もう大爆笑。

   『そうだったんですか~。てっきり息子さんかと思ってたわ~』って」


***


そう。

父方の別の従兄が歳が近かったため、私は子どもの頃、いつも彼のお古を着ていたのです。ブルーの横縞シャツとデニムの短パンとか。それで髪もショートヘアだったし、そのお客さんは伯母に『息子がいる』って情報だけは知っていたけど、歳や様子は知らなかったので生じた誤解だったのです。

とは言え、その人に留まらず、私はよく男の子に間違えられていました。服装のせいもあったとは思いますが、ポニーテールをしていても間違えられたことがあり、あの時は間違えたおじさんの方が焦っていたのを思い出します。

ちなみに小学校の中学年の時に、同じクラスに後ろ姿がソックリな男子がいたらしいんです。私は気づいていなかったけど、よくよく言われてみると、身長・体型・髪型・服装。。。似てるかも。。。

その子と私の後ろ姿を別の男子が、


2回も間違えました(爆)


。。。って、また話が逸れましたが、逸れたトコで終わります(笑)。


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