『君と自分S②』
2月の週末。いつものようにテレビを見ている君。「あのさ」声をかけると「ん~?」だけ。もうすぐなのにな。「…あのさ」次第に小さくなる声。「何か言いたいことある?」君のその言葉は、やっぱり忘れてるのかな。─と、突然君が「はい」とテーブル下から出した紙袋に面食らう。

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