さて今週はヨーロッパにおります。異国でのこの日々をここに書き留めていくので、よろしければお付き合いを。

11月25日@フランクフルト→ブダペスト

ハンガリーブダペストへ移動🇭🇺
昨夜フランクフルトに着いて、早速ソーセージとビール！ではなく、まだ仕事が終わっていない友人のために彼女の冷蔵庫を勝手に開けて親子丼を作るというスタートがなんとも私たちらしくて安心した。親子丼とじゃがいもの味噌汁、麦茶で再会の喜びを分かち合い、その日はすぐに眠りについた。そして早速、翌朝からハンガリーはブダペストへ。飛行機で２時間の移動。海外の航空会社のサービスがわたしは好きだ。Lufutohansaのおばちゃんたちのフレンドリー具合が心地よかった。

ハンガリーに到着してまずは荷物をホテルへ。ホテルがオーナーは常駐していないようで、入り口はパスコードで入る方式だった。予約確認書をどう探してもパスコードは書いていない。隣のホテルのフロントのひとに助けを求めると、すごーく優しく対応してくれて、わたしたちの泊まる予定のホテルのオーナーに電話までしてくれて、おかげでパスコードと部屋番号が分かった。本当に感謝である。次回はうちに泊まりなさいね、とチャーミングに伝えてくれた。部屋はそんな適当なオーナーの割に綺麗で十分な設備だった。ブダペスト東駅の近く、１泊8,000円である。

早速街に出て、食事を。思いの外チェックインに時間がかかったので、ランチともディナーともとれない時間になった。Googleマップで見つけたハンガリー料理の店へ。ケールサラダ、フォアグラ、グヤーシュを頼む。ハンガリーはフォアグラの生産量がなんと世界で一番らしい。とても安かった。グヤーシュは牛肉を煮込んだトマトベースのスープ。寒い冬に芯からあたたまる一品。スーパーでグヤーシュの素を買ったので帰ったら夫に作ってあげる予定だ。フォアグラは美味しかったが、やはり珍味なだけあり、全体的なクセと、脂っぽさで完食できなかった。贅沢なことをしてしまった。

夜には友人が国立歌劇場でバレエの観賞をプレゼントしてくれ、くるみ割り人形を観た。しなやかな動きと、力強い動きと、そのどちらもが本当に美しくて感動した。素敵なプレゼントをもらった、一生忘れないと思う。

11月26日@ブダペスト

念願のセーチェニ温泉へ。セーチェニ温泉ではハンガリーのおじさまたちがチェスをしているらしく、ハンガリーおじさまとチェスの対局をすることを目標としていた。朝ご飯を食べながら、チェスのルールを頭に叩き込みいざ！おそるおそるおじさまに話しかけ、夢が叶った。チェスはやってみるととっても面白くて、チェス盤も買ってしまった。セーチェニ温泉はたくさんの人がいて、面白い場所だった。25mプールのような本気で泳げる温泉プールもあり、現地のひとも観光客のひとも思い思いに楽しんでいた。わたしたちもチェスをやっているとあっという間に１時間ほど浸かっていた。屋内にも10種類ほどの温泉があり、楽しかった。外の移動は足の裏が寒さで痛くなるので、ビーチサンダルを持ってくるべきだった、ということが唯一の後悔。とにかく想像以上に、とてもとても楽しかった。

ちなみに予約は不要で入場料は通常のロッカーで10900HUF(約5000円)。

それからバスで移動して、ドナウ川の西側へ。こちら側はさらに古い建物がたくさん残っていて、美しい場所だった。対岸から見る国会議事堂などの景色が美しいブダペストの街を一望できた。

それからまた中心地へ戻り、大聖堂を見学したあと、ハンガリーレストランへ。パプリカーシュチルケというチキンシチューのようなものと、生肉のミンチを野菜とパンと一緒に食べるおつまみのようなものを食べた。それからクリスマスマーケットでトゥルデルニークも(くるくる巻かれたパンのようなもの、外はサクッと中はモチっとしていて美味しいかった！)パプリカーシュチルケはパスタ？のような、ニョッキのようなものと食べるのが主流らしい。このパスタをスーパーで買ったので、今年のクリスマスにでも作ろうと思う。

スーパーでお土産を買い、(わたしはお土産はスーパーで買うのが大好き、安いし、ローカル商品がたくさんある。)今度は中央市場のクリスマスマーケットへ出かけ、ホットチョコレートを飲んで１日を終えた。たくさん移動をして、たくさんの経験をした１日だった。ブダペスト、また来たいな☺️