見出し画像

なるのって簡単。その業界に居続けるのが大切なんだ。そのコツについて書いてみた

おはようございます。


その昔「エッセイスト」という職業にはどうなったらいいのか分かりませんでした。
そういえば以前とある方から「テレビのコメンテーターにはどうやってなったらいいですか?」という質問をされました。


もちろん当時は明確に答えることは出来ません。


当時はエッセイを読むという習慣が無かったので、本当に分かりませんでした。
どんな職業にも、それなるための門は狭かったと思います。
それが今まではなんにでもなれます。結構気軽に(笑)
ただ、その気軽さ故に狭き門をくぐってきた人にはとても腹立たしいものがあります。


なので何かとケチをつけてきます。
「文章の書き方がなっていない」
「本質を理解していない」


もちろん言われて当然の作品が多く、それらは自然に淘汰されます。


僕も考えてみたら「気軽にデビュー」した方だと思います。
平成の初めの頃、衛星放送がバブルの影響もあって加速的にチャンネル数を増やしていたのとビデオでも各映像会社がオリジナルのコンテンツを製作するようになっていました。
Vシネマの黄金期はまったく作品数が足りなくて、とにかく「撮って撮って撮りまくれー」という感じに作品を量産していました。
なので僕も俳優としての主戦場はそうした現場でした。
また現場経験のない映像会社の社員でも監督デビューしなくてはならない状態で、ちょっとでもやれそうならばすぐに現場を任されるような状態でした。


僕が俳優として参加した衛星放送のオリジナルドラマも30分5本のドラマを2週間で撮り上げるという無茶なスケジュールで、僕が出演していたドラマでは監督が別の作品のロケが終わらずに僕が急遽ドラマ監督デビュー(現場のみ)することになりました。48時間一睡もせずに撮影した素材を後でプロデューサーが編集して納品。


なので僕は助監督などの経験の前に監督デビューしていました(後に制作部や助監督の経験も積みました)


僕は淘汰されないために、研究を止めませんでした。
批判は凄かったですね。映像でもいろいろと言われましたし、演劇でも「あいつには何もできない」と断言されていました。

ここから先は

814字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?