わたしが星野源さん（以下、源さんと呼ばせてもらう）を初めて認識したのはドラマだった。

当時、クドカン脚本のドラマ「11人もいる！」を見ていた。わたしはクドカンドラマのテンポよく愉快な会話が大好きだ。心から楽しめるドラマが多い。
「11人もいる！」も楽しく見ていた。
そこで登場する、ちょっと冴えないけれど優しいお兄さん。ドラマ中に、ドラマの内容に沿った歌詞の短い歌を歌う場面が必ずあり、そのお兄さんの醸し出す柔らかい素敵な雰囲気に惹きつけられ、わたしの気になる存在となった。

気になったことはすぐ検索する。
へぇー、星野源さん。大人計画の人かー。「マンハッタンラブストーリー」「タイガー&ドラゴン」見てたのに気づかんかったな。歌もうたってる、どうりで。

その後、病気を患うも復活し、活躍の幅を広げる。今となっては誰もが知る存在に。
当時わたしはまだラジオリスナーではなかったので、源さんの近況や心情は知らなかった。
のちに源さんの出した本で知ることになる。

源さんは音楽に対してとても貪欲だ。
楽器も、曲調も、どんどん進化してゆく。

音楽もお芝居も、執筆も。何足ものわらじを履くが
全て大好きで、全てやってみたくて。
周りに色々言われたこともあるけれど、どれも諦められなくて
どれに対しても全力で努力し続けた結果、源さんの今がある。

源さんのラジオは圧倒的な度量の大きさを感じる。
源さんの言葉選びはとてもあたたかく、正直で。ご本人の経験したことの重みや楽しさを、飾りのない言葉で知ることが出来る。
音楽マニアな面や、時々の下ネタも最高だ。

源さんはライブでもテレビの歌番組でも必ず、「星野源でーす！」と言う。いつまでも謙虚で、愛されている。

そんな人間的魅力に溢れている源さんのうたは、多くの人に響き、慕われている。
歌と、うたっている本人がそのままイコールになっている。

またしても選ぶのが難しかったベスト5。
悩みに悩みました。
よかったら聞いてみて下さい♫

第5位　「地獄でなぜ悪い」（2013年）

このタイトルでこの曲調。もしや楽しい歌なのか？！と思いきや、タイトル通りの地獄にいる歌。
この歌を作れるのは源さんしかいない。
病気を患いこのような歌が作れるなんて。源さんに歌を作る力があって良かったと思う。
MVは下ネタやら血ブシューやら、人を選ぶかもしれません。笑

第4位　「くだらないの中に」（2011年）

あたたかい、究極のラブソングだと思っています。
この歌からは愛しか感じない。
ストレートなラブソングもいいけれど、こんな、日常からの愛情を感じられるのって最高に幸せですよね。アコギ一本でこれをうたう源さん、思わず涙出ます。笑うように生きていきたいですね。
（MVもいいのですが、このライブバージョンが素敵なのでぜひ！）

第3位　「SUN」（2015年）

バナナマン日村さんと古くから仲良しの源さん。その日村さんの“日”=SUN という意味が込められているとかいないとか。
源さんの明るい曲の中で一番好きです。
ダンスもポップで盛り上がる曲。ちなみにわたしのカラオケ定番曲ですよ〜。（聞いてない笑）

第2位　「雨音」（2016年）

1位と2位はかなり迷いました。僅差です。
「恋」のカップリング曲なのですが、当時は未チェックでした。（一人目育児+妊娠中の余裕のない時期💦）
YouTubeにアップしてくれたので出会えたのですが、それまでなぜ未チェックだったのか悔やまれるほどの名曲。
雨が降る日に電車の窓から外を見ている時に聴いてみて下さい。エモいです。
雨の日にいそいそとイヤホンを用意したくなる曲。

第1位　「Pop Virus」（2018年）

CMではじめて聴いた時に衝撃を受け、うわぁ好き、、となりました。アルバム「POP VIRUS」の名の通りのリード曲。聴いたのはそのアルバムのCMでした。
イントロ無しではじまり、シンプルなギターの音がかっこいい。次々と増えてゆく楽器にゾクゾクする。音楽と向き合う人のための曲。とにかくかっこいいの一言です。

わたしはイヤホンで音楽を聴くことが多いです。スピーカーから聴くのも好きですが、イヤホンで音楽に包まれるのが好きです。
源さんも以前、イヤホンの左右に音が振られるのを意識していると言っていたので
源さんの曲はイヤホンがおすすめです。

源さんも良い曲揃いなんですよね。オールナイトニッポンおなじみの「Friend Ship」や、「桜の森」「夢の外へ」なども好きです。
おすすめ曲あればぜひ教えてください♫

はーー。迷った迷った。笑
星野源さん、これからも応援しています！

明日からお盆休みの方が多いですかね。
台風にはお気をつけて、楽しいお休みを過ごして下さい。