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+2のポジティブ

わたしはどちらかと言えばポジティブである。
「どちらかと言えば」程度なので、ものすごくポジティブなわけではなく
+10が超ポジティブ、0がどちらでもない、−10が超ネガティブの指数だとしたら
+2くらいのポジティブさ。

決して「何事も楽しもう!前向きに全力で生きてやるぜ!」的なタイプではない。


何か困ったことや嫌なことが起こった時は、もちろん心配ししっかり落ち込む。
しかし楽観的なところがあり
行動的なところもあり
適当なところがあり
開き直るときもあり
考えることを放棄し、まあ何とかなるでしょうという結論に達することもあり。
切り替えは早い方だ。

ちょっとだけポジティブな理由はここにある。


特に自分自身のことに関してはポジティブになりやすい。
自分のことは自分にしか分からないし
結局はこの気持ちをどうにか出来るのも自分だけだと思っている。
ポジティブというか、自身を俯瞰で見ているのかもしれない。

わたしはくじ運はよくない。
人間関係はちょっと恵まれている。
究極に嫌なことは割と回避しているような気もする。
自分に自信のないことも多いが、ちょっとは自信がある時もあるので
あまり悲観的にはならない。


多くのみなさんが経験してきたように
わたしも挫折や悲しいつらいこともあったが、最終的にはどうにかなっている。
この先はどうなるか分からないけれど
もしどうにもならない時は逃げても良いという心持ちでもある。


そんなわたしも子供のことは心配が多い。
わたしにはどうにも出来ないことが多いのでとてももどかしい。
少し、いやかなり心配ではあるけれど
それもまあ結局は本人次第なので見守るしかないと思っている。
多少のことには乗り越えられる強さは身につけさせてあげたい。


わたしが困難に直面した時に思い出す言葉がある。

「神様は乗り越えられる困難しか与えない」

遠い昔にマンガか何かで読んだと思うのだが忘れてしまった。
しかし心にずっと残っていて
今はつらいけれど、きっとこれを乗り越えられるだけの強さがわたしにはある
と思うようにしている。
乗り越えた先にはきっと何かがあると信じている。


そして最近読んだ漫画でもまた、心に刻みたい言葉を発見した。

「物事は常に一番嫌なもののおかげで成り立っている」

嫌なことがあるからこそ、成り立っているものがある。
楽しいこと嬉しいことは
嫌なもののおかげで感じることが出来ている。


だって、人生を楽しみたいのである。
楽しみ方は人それぞれで良いし
失敗も後悔も何でもしたらいいと思っているけれど。
(しかし誰かを攻撃したり他人に大きな迷惑をかけることはやめるべきだと思う。)


最終的には、あー楽しかった、がいい。
クドカンのドラマ「ごめんね青春」の、主人公のお母さんの最期のように。

(実際はあれは「あー面白かった」なので最上級だと思っています。理想系。
 そこまでは無理だとしてもせめて「あー楽しかった」がいいなあ。)


わたしのような考え方が合わない人もいると思うが
自分にとって楽しいこと、癒されることを最低一つ持っておくことは
強くおすすめする。
その瞬間だけはぜひ現実逃避して欲しいと思う。


この先が順風満帆だなんて思っていない。
だからこそ、必要以上にネガティブになり
自分自身を苦しめることのないようにしたい。

今のわたしには+2のポジティブさがちょうど良いと思っている。


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