ホドロフスキー監督の「エンドレス・ポエトリー」を観た。
アレハンドロ・ホドロフスキー監督の「エンドレス・ポエトリー」という映画を観てきました。
最高でした。
映画館でもらった、ポスターには僕が大好きな著名人の方々が映画の感想を寄せていて、それぞれがそれぞれの視点で震えている事が、ヒシヒシと伝わってきます。
僕自身も自分の言葉でなにか感想らしきものを吐き出したいなという気落ちが湧き、今この文章を書いています。
作中に出てきた言葉で、僕が特に響いた言葉があります。
“ぼくは、オカマじゃない。世界を愛する詩人の心があるだけだ。”
という言葉です。
ホドロフスキー曰く、この映画はヒーリングの映画だそうです。
感想として、一つ詩を書きました。
以下、掲載します。
「私へ」
世界を愛していることが恥ずかしかったのである。
自らの中に詩人の心があること。
それが恥ずかしかったのである。
優しさは、弱さであり
感受性は、妄想であり
美しさに震える情熱はいつも変人であった。
笑われて、怒鳴られて、引かれて、嫌われて…
私は詩を殺すための詩を書き続けた。
閉じ込めれば閉じ込めるほど…
私は世界を愛してしまった。
もう、どうしようもないのである。
世界の美しさは、否定しようがない。
詩人を笑うな。
私へ。
そうだ、
私へ。
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